2013年10月7日月曜日

0573 iPhone 5sケース考


もの書き写真堂は、iPhoneやiPadにカバーを付けたり保護フィルムを貼るのがあまり好きではありません。
ですが、以前に使っていたiPhone 4sは、万が一落としたときのために最低限の保護をしてくれるApple純正バンパーを取り付けていました。外に持ち出すことが多かったですし、何も付けないで持つと本体側面がやや滑る感じがあったので、「自転車に乗っていて落とした時にiPhoneが無事だった」という知り合いの勧めで購入しました。

このバンパー、耐衝撃性にそれほど威力がありますが、それよりまず滑りにくかったんです。4sは3度落としましたが、いずれもズボンのポケットに入れたまま着替えた時でした。つまり手から滑り落ちたということがありませんでした。使っていて落としたことがないんです。

悲しいかな、iPhone 5/5sにこの純正バンパーはありません。なぜ作らなかったのでしょう?
しかし、そう嘆いていても始まりません。
最初は「裸族」、つまり何も付けないでおこうと思ったのですが、手が滑って自宅で落としたことが何度もあり、これはカバーを付けないとまずいということになりました。

そこで第一候補に挙がったのが、Apple純正カバーです。でも、Apple Storeで見る限り、なんとも心許ない感じがしました。落としたら守ってくれるどころか、かぱーっと分離してしまうような感じでした。
それにレザー素材なので手垢や生活上の汚れが目立ちそうでした。

そこで、ネットなどを探して、アルミのバンパーを見つけました。これなら軽いうえに、落としてもiPhone本体を守ってくれそうです。ボタンの部分が切り出されて、本体のボタンを直に操作できるデザインのものでしたので、これはいいと思い購入しました。

ところが、フレームはざらついた感じの仕上げになっているのですが、これが「やや滑りにくい」程度でした。ダイヤモンドカットを入れるなどもう少し滑りにくくして欲しかったなぁと。でも、それですと痛くて長時間持っていられないかも。
それでなくてもフレームのカドがちょうど指の関節に当たり、痛かったんです。それですぐさま購入し直すことにしました。

その買い換えの第一候補になったのが、先にあきらめたApple純正カバーでした。
先日、純正カバーを使っている方にお会いして見せていただき、使用感を聞いたのが決め手でした。軽いし、一度はめるとなかなか外せないというものでした。すぐ外れそうに見えたんですけどね。

カメラレンズとストロボ、マナーモードボタン部分のみが露出し、電源ボタン、ボリュームボタンはエンボス加工のようにちょっと盛り上がっているだけにしか見えません。気になったのはこのボリュームボタンの操作性でした。

もの書き写真堂はボリュームボタンをカメラのシャッターとして使うので、ここが押しにくいと致命的です。
でも、それは杞憂に終わりました。さすが純正、それほど力をかけなくてもスムーズに押せました。

汚れも、Apple Store限定のレッドなら目立たないだろうということ、レザーの感触がアルミバンパーと比較してはるかに滑りにくい、それにホントに軽い。
欠点はせっかくの背面が隠れてしまうことですが、純正ならではのAppleマークが付いているので良しとしましょう。

今回のケース選びで気づいたことがあります。
これはApple Storeの人に話したところ「なるほど」って言われたのですが、ケースって「落としても大丈夫」じゃなく、「落とさない、滑らない素材であること」がまず大事だと気づきました。その次に「万が一落としても本体を守る」というのが来て、両方の機能を持って入ればなお良し、だと思うのです。

「落としても衝撃を吸収してくれる」というのも大事だけど、そこには「落とす」というのが前提になっていることに気づきました。
確かに、もの書き写真堂はうっかりが多いので落とすことも少なくなさそうです。今回使用を断念したアルミバンパーはデザインもボタン部分も良かったのですが、持っていて滑りました。これでは安心して持って歩けません。

当然ですが、落としてもいいとは到底思えませんし、落としても大丈夫だとしても落としたくないわけです。
耐衝撃性も大事ですが、その前に「持っていても滑らない」、つまり滑りにくい素材でできていることが大事です。そういう意味では、4/4sの純正バンパーは「滑らない」「耐衝撃性あり」で優れものでした。
やはり「なぜ5/5sで作ってくれなかったのぉ〜?せっかくの背面が見られないじゃないの〜〜」と恨めしくなることが今でも時々ありますけどね(笑)。

(追記)
AppleStoreで購入した際、「2週間以内でしたら、この販売時の箱と一緒にお持ちいただければ、他の製品と(買い換えによる)交換ができます」とのことでした。
でも、これで満足しているので、今回は純正カバーでいきます。

ちなみに、最初にアルミバンパーを付けたときに5sの前面と背面に保護フィルムを貼ったのですが、純正カバーを付けるならば背面ははがした方がいいとApple Storeの人に言われてはがしました。
前面は厚さ0.3ミリのガラスフィルムを貼ったのですが、ケースとフィルムのわずかな隙間に入ったゴミを取ろうと爪でこすったら、フィルムのカドから一瞬でヒビが入ってしまいました。
1枚3980円(税込み)が、わずか5日の寿命でした・・・。

【こちらもあわせてどうぞ】

0 件のコメント:

コメントを投稿