0604 「新しい体験」という感覚と感動を記録しておくということ

他人にとってはもう何度も体験していて当たり前、空気のような感じでも、初めてそれを使う人にとっては驚き、新鮮、感動だったりするものです。

そんな感覚を忘れないようにしたいものですし、いくつになっても初めて使うものや経験することに感動できる人間でありたいなぁと思う今日この頃です。

そんなことを思ったのが、ほんの先ほどの話なんですがAmazonでKindle本を買った時のことです。人によってはいまさら感満載ですが、もの書き写真堂、自炊はしてますがやはり紙の本が好きで、これまでKindle本はもとより、iOSのKindleアプリがあるためKindle本体も持っていません。

たまたま、Kindle本のセールをしていて、アニメにもなった小説があったので買ってみようかなぁと思ったのがきっかけでした。これがKindle本購入初体験に。

「1-Click（TM)で今すぐ買う」ボタンの下にある「配信先」は「？？？」になっていました。配信方法の説明を読むと、iPadやiPhoneのKindleアプリを一度Wi-Fi上で接続すれば良いそうです。

(Amazonの説明より）

さっそくiPadをつなげてからMacのSafariのKindleストアに戻ってみると、配信先に「もの書き写真堂（実際は本名が表示されますが）さんのiPad」が選択可能になっていました。

あとは購入ボタンをワンクリック、（Kindleで最初に購入するからだと思いますが）パスワードなどを入力しておしまい。

ふたたびiPadに戻ってみると、同期ボタンを押す前に同期中の文字が。瞬く間に本が配信されました。

これは初めて使うと感動しますね。欲しい本が家に居たままあっという間に届いて読める。それも紙の本より安い値段で。読書家の人がKindleでさらに積ん読になる理由がなんとなくわかりました。

でも、もの書き写真堂、あの紙の本のにおいや紙をめくる音と感触、付箋を付けて上の小口がとんでもないことになってがしゃがしゃ言う音が好きです。

今後もKindle本を購入するとすれば一読で終わる本（小説やコミックなど）になるかと思います。何度も読み返すバイブル的な本はやはり紙で手元に置いておきます。自炊が面倒になったら両方でそろえるかも知れません。

話がそれましたが、こういうガジェットの連携や、ガジェットのアプリ機能での買い物や予約など、最初に使って感動したものは多数ありました。iPhone 5sの指紋認証（肉球認証も！）、Apple Storeアプリでの購入とGenius Bar受付処理、JALの搭乗時にPassbookを利用したこと、などなど。やはり、すぐ思い出さないくらい忘れてますね。

その初めて使ったときの感動をブログなどに書いているのですが、使いこなしている人には今更感たっぷりでつまらないものもあり、自分でも何度も使っていると新鮮さは当然のごとくなくなります。
でも、感動するという感覚が大事だと思います。何にどう感動したのかは公開・非公開を問わず、ライフログの一部としてでも記録するに値するのではないかと思うのです。

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