2015年10月10日土曜日

1177 アップルパイがうまくできたのでレシピをメモ

本格的なリンゴの季節がやってきました。はじめに出てくるのはアカネ、北上(きたかみ)という酸味が強い品種です。生食もいけますが、甘みと酸味がほどよいので煮リンゴにしてアップルパイを作ってみました。

以前作ったレシピや巷のレシピではバターが多いので、控えめにしてみました。
割合を忘れないように、備忘録を兼ねてブログにメモっておくことにしました。

昔使っていた本では粉とバターの比率が1:1というもので、最近チェックしたレシピでも6:5くらいでした。
一人分のパイに換算したところ、小麦粉30gにバターがなんと25g!
パイって、こんなにバターを食べているんですね。固形で出したら絶対食べられない。トーストに塗ったとしても10gくらいだと思います。

ということで、レシピをアレンジしてみました。
そんなに作っても食べられないので、折りたたんだパイ2個分の分量です。

強力粉  30g
薄力粉  30g
バター  35g
水    30g
ベーキングパウダー ひとつまみ

バターは厚さ1センチ、縦横2センチの大きさに切り、冷やしておきます。ここがポイント。固いくらいが良いです。

ホントは強力粉と薄力粉はふるいにかけて混ぜるのですが、それがメンドウな場合はボウルに入れて手でかさかさ〜〜っと混ぜても大丈夫です。ベーキングパウダーも一緒に混ぜておきます。
なお、ベーキングパウダーを使ったのは、バターの分量を大幅にカットしたためです。よく見るパイのレシピでは使わないですね。

粉の真ん中をへこませて、そこにバターと水(冷たいほうがいいです)を入れて、指先でバターをつぶすようにして材料を混ぜていきます。
バターは全部つぶさずに、1センチ弱のかたまりにします。あとで生地をのばす時になめらかになるので、粉がひとかたまりにまとまるくらいにし、あまり練らないこと。ぼそぼそした感じでも大丈夫です。

生地はラップに包み、1〜2時間冷蔵庫で休ませます。

まな板にクッキングシートを敷き、打ち粉をします。クッキングシートを使うのは作業がスムーズなのと、片付けが楽なためです。麺棒も粉をまぶしておきます。
なお、打ち粉は分量外で、薄力粉を使いました。

生地を取り出し、1センチ弱の厚みに延ばしたら、A4の書類を封筒に入れる時のように手前から三つ折りにします。

次にそれを縦位置に置いて再び延ばして三つ折りにします。つまり縦横交互に三つ折りにしていくわけです。

「延ばす→三つ折り」を5回ほど繰り返し(考え事をしていて何回やったか失念。少なくとも5〜6回はやったかと。とほほ。)

ここでだいぶ柔らかくなってしまっているので、三つ折りにした状態でラップに包み、冷蔵庫へ。
ある程度固くなったら取り出して、5ミリ程度に延ばしていきます。生地の両端に割り箸を置いて、その上で麺棒を転がすようにすると均一に延ばせます。

生地を半分に切り、それぞれに大さじ1弱の煮リンゴなどを生地の半分の上に置き、2つ折りにして3辺をぎゅっと押して閉じます。上部にナイフで3本ほど切れ目を入れておきます。中味が見えるほど切っても大丈夫です。

200度に予熱したオーブンで15分、180度に下げて10分焼きます。

ベーグルを焼くついでに試しに作ったのですが、たった2個だとかなり効率(電気代などの費用対効果)が悪いですので、分量を2〜3倍にしてやったほうがいいかと思います。その際は200度で20分、180度で15分くらいで焼いてみてください。
最初の200度で表面がある程度キツネ色になれば180度に下げて大丈夫だと思います。何度か焼いてお使いのオーブンの癖をつかんでください。

ちなみに、メンドウなので表面に卵黄は塗ってません。
それにしても、この層には驚きました。強力粉と薄力粉を半々で使うこと、5回以上延ばしと三つ折りを繰り返すことがポイントのようです。
膨らみすぎて口が開いてしまい、中のリンゴがはみ出してしまいましたけど、自家消費であれば問題ないですよね。

次はバターをもう少し減らし、強力粉、薄力粉、バターが1:1:1になるようにしようかと思います。

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