昨日(2013年2月2日)23時17分頃、北海道・十勝地方の地震で目が覚めました。
というか、iPhoneの地震速報で飛び起きました。初めて鳴ったかも。つか、設定していたのね・・・。
まず、猫がその音にびっくりして寝室から居間に飛んでいきました。
音が鳴って止めるまで5〜7秒、7秒もかかってないかも。初めて聞く音だけど、iPhoneから発しているのはすぐ分かりました。確認すると地震速報。「揺れが来るから警戒せよ」的内容の文字も確認。そこから3秒くらいで揺れを感じています。記憶ではそんな感じでした。
揺れは徐々に来たので震源が遠いと分かりました。揺れが収まるまで長かったぁ。
しかし、「大きな揺れに備えて」って言われても何をしていいやら。たぶん調理中だったら「火を消す」だけど、夜中に目が覚めた時は、倒れる恐れのある家具の側から離れるとかくらいでしょうか。近眼の人は「メガネを掛ける」もありますか。いや、これ大事。
実感したのが、数秒って、あるようで無い時間。短いようで長い、長いようで短い。
結局、その揺れが収まるまで動きませんでした。倒壊するほどの揺れでは無いと経験的に感じたからです。それに、我が家は作り付け家具が多く、倒れるものといったら、猫タワー、冷蔵庫、乾燥機、そしてiMacだけ。(え?iMac?ヤバイじゃん!)
先日書いた「自宅で避難経路を確保すること」の教訓があったので障害物に邪魔されることなく出口にたどりつけるし、すぐ着られる服なども側にある。ああ、役立ったなぁ、と思った。これはモラ母のしつけに感謝ですね。
揺れが収まってから猫を探しました。2匹とも居間のテーブルの下に避難していました。太い脚と4〜5センチくらいの集成材の天板という丈夫なテーブル。う〜ん、お手本のような避難方法。どこで覚えたの?もの書き写真堂より避難意識は高いですぞ、君たち。
大きな地震があるとストレスになって便秘したり、やたらおかしな鳴き声を上げる猫が1匹いまして、以前の釧路沖地震で動物病院通いとなったほど。だが、今回は今のところ大丈夫のようです。
それにしても、先日、何気なく「この冬の間に地震や発電所のトラブルで停電になったらどうする?一番の問題は暖房だが、備える方法は?」と考えていた矢先だったのです。積雪寒冷地で停電は致命的にもなりかねません。
まず、ポータブルの石油ストーブはNG。結露の原因になるし、余震で倒れたときに火事になる危険がある。それに、確かマンションの管理規約で使用を禁止していたはずです。
また、灯油は長い期間備蓄していると変質してひどい臭いになります。これは一戸建ての実家で経験済み。加えて、変質した灯油の処分も大変でした。
さて、どうしたものか。
たぶん公共施設(避難所)への避難になるのでしょうが、猫がいるとそれもなかなか難しいです。もっともマンションが倒壊したらそうも言ってられませんが。避難のための猫ケージを買っておくべきでしょうか?
災害時の自宅の暖房対策で考え付いたのは、
- まずは部屋のドアを閉めて小さく仕切る。(普段は全室暖房のためと猫のために開放している。)
- 上記を実施したのち、生活空間を制限する。(出入りによる熱の減少を避けるため)
- 外にいるときと同じくらいの厚着をする。
これくらいだった。
何かキャンプ道具でなかったでしょうか?アルミのぺらぺら毛布はあまり効果がないと聞いたのですが、どのくらい効果があるのでしょうか。
そういえば、昔、雪中キャンプをやる人に「かまくらみたいなのを作ると、暖房いらずで結構温かい」と聞いたことがありますが、外で何日も寝るのはちょっと・・・。
問題はもう一つあります。室内の温度がどれだけ下がるのか?ということです。
それによって水道の凍結の心配も出てきます。だいたい外気温がマイナス4度になると凍結注意報となります。あとは家屋の性能にもよりますが、このマイナス4度を指標にして対策を立てねばなりません。
それによって水道の凍結の心配も出てきます。だいたい外気温がマイナス4度になると凍結注意報となります。あとは家屋の性能にもよりますが、このマイナス4度を指標にして対策を立てねばなりません。
水道が凍ったら、飲み水、トイレなどに支障をきたします。これもライフラインの断絶となるわけです。
雪国地方では、真冬の地震と停電は他の季節に比べてかなりリスキーだと認識しました。
もう少し対策を調べてみましょう。
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