2014年12月9日火曜日

0987 週次レビューから8 〜改めて人とのご縁の大切さを感じた日

週次レビューから我ながらグサッときたことをブログにまとめて紹介していますが、今回はある友人のエピソードからいろいろ考えさせられたことを挙げてみました。

友人のエピソードはこんな感じでした。

休みに自宅にいたら以前の上司から電話があり(注:友人は再就職しています)「パーティをやっていて君の話で盛り上がってるからおいで」というものでした。友人が行ってみるとそこは地元中小企業の社長さん宅で、そこには大勢の人が集まっていました。

そのなかの数人が友人の知り合いで、なぜかそこにいない友人の話で盛り上がり、社長さんが「その人を呼ぼう」ということになったらしいのです。その後、知らない人とも多いに盛り上がり、次のパーティの時は友人も招かれることになったそうです。

 どんな話題で「呼べ」となったか友人のメールには書いていませんでしたが、次に招かれるくらいだから悪い話ではなさそうですね。
この友人はいわゆる親分肌で面倒見がよく、そんななかで生まれた人との縁が今回のつながりになったんだなぁと感じました。

よく「人脈づくり」という言葉を目にしますが、友人の話を聞くと「人脈」と「ご縁」というのはニュアンスが違う気がします。
個人的な意見ですが、「人脈」は意識して構築するもの、「ご縁」は自然発生的というか後になってから影響がじわじわ来るようなイメージがあります。

もちろん,人との関わりやつながりは意識して作ることも大事です。自分から飛び込んでいかないと広がらない世界もあります。そしてそこから別の「ご縁」が始まることもあります。
それでも、当方の友人のように人と人が繋がっていって全く面識のない人から「じゃあ呼びましょう」と声がかかるというのもとてもいいなぁと思いました。
その後、この社長さんや他の面識のなかった方々とどうなったかは聞いていませんが、友人のことだからおそらくまたいろんな人と繋がっていくのだと思います。

人とのつながりといえば、以前に(それも10年とか20年前に)一緒に仕事をした人と直接的・間接的に関わる機会が最近何度かありました。よもやこんなに?と思えるほどの確率です。
しかし、当時のワタクシ、お世辞にも人付き合いが良いとは言えず、その人と一緒に仕事をしたことがありますと名乗り出るのもためらう状態でした。「あの時、もう少しこう接していれば」と反省しつつ当時を振り返りました。

思い返すに、ひとつのプロジェクトが終わる、異動する、転職する、退職するなどで同僚やプロジェクトメンバーとのかかわりが終了したとたん、「あのときああしていれば」が見えてくるということの繰り返しでした。それも終了から数年、十数年経過してから、です。

この体験を踏まえて、これから社会に出て行く人、いやいや、ワタクシと同世代の古い人もまだ間に合いますので、お節介を承知で言わせていただけるならば、

これから出会う人たちと、いつ、どんな形かわかりませんが後々再会することも十分にあり得ます。そのときに「あちゃー」と頭と冷や汗をかきつつ、照れ笑いでごまかしながら再会することのないよう、できる限りポジティブな気持ちで接してください。

これは決して迎合する、ごまをする、自分を殺して愛想笑いで接するという意味ではありません。むやみに不遜な態度を取ったり、協調性がなかったり、無用な争いをするなどして相手に悪い印象を残すようなことは避けようということです。
 当たり前のことですが、若い頃は特にとんがっていてなかなか素直になれないもんです。今なら「一期一会」という境地も理解できる年代に突入してきておりまして、少しはカドが丸くなってきたかなぁと希望的観測で思うこの頃です。

やはり「外」に出て人と関わらないとダメですね。そんなことを思った週次レビューの時間でした。

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