2年前の2013年1月11日は、病院で検査結果が出た日。「生還記念日」として毎年振り返ることにした日です。
なんだかずっと以前のような感覚があるというのが正直な感想です。
2年前の当時の感情どころか、1年前の気持ちですら自分で書き留めたものを見返さないと思い出せないのです。時間が経つにつれそうなるのは、なんとなく予想はついていましたが・・・。
1年の一区切りの振り返りというと「年次レビュ−」などを行っていますが、そこでは単にこれまでの週次レビューや月次レビューの振り返りというルーチンワークと化した作業という感があります。その1年間の目標の達成度合いなどを振り返り、翌年の目標などを策定しますが、昨年も(といってもつい2週間くらい前のことですが)強い決意を抱いたことも忘れて淡々と1年を振り返っていました。
しかし、過去に強い感情を抱いた日を振り返ることは、年次レビューとは別の側面を見せてくれます。例えそれがあまりよい経験でなくても、振り返り方次第、心の持ちようで肯定的に生きる原動力にもなります。
例えば、諦めないこと、改めて有限な時間の大切さに気づくこと、生きているうちにやりたいことをやること、などなど。
今回、昨年(2014年)と1昨年に書いたものを読み返してみました。
やっぱり忘れているのですが、それでもこの1年(2014年1月11日〜2015年1月10日)はこの時書いたものをベースに生きてきたなぁと実感しました。
2014年はこちら→0697 あれから1年、今を大事に生きているだろうか?
2013年はこちら→0377 悶々と過ごした年末年始、人生を取り戻した1月11日
(2013年に決意したこと)
- もっと真摯に生きよう。
- 自分の感情に正直に、自分を批判せず、欠点も受け入れて、長所をもっと見ていこう。
- 自分メインで生きよう。
- 好きなことをやろう。
- 他人の意見・思惑・批判に動じず、自分の意見・主義を持ち、他人を気にせず生きよう。
- 取り越し苦労はやめる。「他人にこう言ったら攻撃されるのでは」というのを一番にやめる。
- ネガティブでない限り、自分の主張を堂々とする。
このあとに続けて、「時間は有限、必ず終わりが来る。だからやること・やらないこと、やりたいこと・やりたくないことをはっきりさせる。」と書き留めていました。
(2014年に決意したこと)
「ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5 」をもとにしました。(以下の5つ)
- 「自分自身に忠実に生きれば良かった」(自分らしく生きればよかった)
- 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
- 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
- 「友人関係を続けていれば良かった」
- 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
これを踏まえて一文になるように作りました。
- 猫とまったり、
- 自分に忠実に生き、
- 日々感謝の気持ちを忘れず、
- やりたいことを、
- 思い立ったが吉日ですぐやり、
- 持ち物を処分して、
- 行きたいところに行き、
- お金を使い切る!!
最後はややジョークですが、ユーモアのセンスも大事ということで入れています。(実際、死亡後の事務処理費用は保険でチャラになるように組んでます。)
2014年の年次レビューとつきあわせてみると、1年のあちこちでこれらのことを思い起こしていることに気づきました。出来なくて反省することが殆どでしたが・・・。毎日、あるいはレビューのたびに1月11日を意識しているわけではないのですが、やはり強い思いを抱いた日を毎年1回振り返るだけでも意識の奥底にたまっているのだと思います。それが1月11日を意識しなくても反映されているのではないかと思いました。
今年も引き続き2014年の決意を引き継ぎ、その下に具体的な項目を策定しました。
他に、雑誌のコラムなどで見つけた言葉でいいなぁと思ったのが、
・人にどう思われるかより、自分がどうあるべきか。
・人生の醍醐味は、ありのままの自分でどう楽しむか。
・人生の醍醐味は、ありのままの自分でどう楽しむか。
これも併せて書き留めておくことにしました。
さて、今年はどんな年になるのでしょうか?
実は、昨年から越年している自宅マンションのトラブルが、早くても今年の秋口ぐらいまで解決に時間を要しそうなのです。
こればかりは自分でできることも限られており、そのことがかなりストレスになっていますが、そんななかでも「変えられるのは自分に関することだけ」という当たり前だけど意外とみえていないということを心に刻んで、今日1日の区切りで生きていこうと思います。
これを乗り切れば2014年、2015年で行う予定だった個人的プロジェクトを2016年に実施できそうです。今までは1年のうちの短い期間で終わるものが多かったのですが、これは珍しくロングスパンのプロジェクトになります。
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