2015年7月14日火曜日

1141 小樽の海ってこんなにきれいだったっけ?

先日、余市町までサクランボ狩りに行ったのですが、JR銭函(ぜにばこ)駅から小樽築港(おたるちっこう)駅の手前まで列車は海岸線を走ります。もうほとんど海ギリギリ。今回十数年ぶりにこの路線に乗りましたが、これは昔から変わりません。

でも、ひとつだけ変わったことがありました。

「海、こんなにきれいだったっけ?」

ここのところ雨が降っていなかったので濁っていない、というだけではなさそうです。

車窓にiPhoneをべったり押しつけて撮影しました。なかなか写るもんですね。さすが。

それにしてもこの透明度には驚きました。波打ち際に近いとはいえ、海中の石がみえます。
以前はほぼ毎日のように乗車していた区間でしたが、これほど透明だった記憶がありません。積丹まで行って初めて体験できるレベルです。
記憶については全エントリで指摘しているところですが、今回は間違いなく「昔はこんなにきれいではなかった」と言い切れます。
銭函を過ぎ、張碓地区にある恵比寿岩(恵比寿島)。アオバトが飛来するのですが、この日は見当たらず。
海岸線のほとんどが透明な海。岩浜ですが、降りてちゃぷちゃぷしたくなります。確かずいぶん昔から遊泳禁止だったような。
水平線が斜めに写ってしまいましたが、小樽市街が見えてきました。

そういえばもうひとつ変わったことがありました。
銭函駅と朝里(あさり)駅の間にあった張碓(はりうす)駅がなくなっていました。当方がこの路線を利用していたときにも存在はしていましたが停車することはなかったです。2006年に撤去されたのですね。詳細はウィキペディアにありました。

さて、余市駅までの直通列車はありませんでしたので、小樽駅で乗り換えます。KitacaやSuicaを使って札幌方面から乗車した場合、小樽駅で一度精算する必要があります。余市駅には対応する改札がないためです。
しかし、札幌ー余市間を切符で購入した場合は1,070円なのですが、いったん小樽で精算すると札幌ー小樽間が640円、小樽ー余市間が360円、合計で1,000円となるのです。これは確か運賃計算する際の距離が通しの場合と小樽でいったん降りた場合で違うからだったと思います。

ちなみに札幌駅から高速バスで余市まで行くと1,030円。こちらはKitacaのほか相互利用できる交通系カードはもちろん、サピカも使えました。
なお、高速バス往復利用の運賃は1,890円になります。たぶん事前に現金で購入かと思いますが。ご参考まで。(いずれの運賃も2015年7月現在)
小樽から余市まで鉄路で行くと海はほとんどみえません。ちらちらと木々の間などから見える程度です。
山のなかを行くのもまた良しですが、帰りは余市の海を見たかったので高速バスにしました。余市を出発してからしばらくは海岸付近を走ります。

上の2枚はサクランボ狩りをした山本観光果樹園さんの駐車場からSTYLUS1で撮影したものです。2枚目は300mmで引っ張って見ました。余市の市街と海。
サクランボ狩りの様子はこちらの天空パノラマになりますが、こんな感じです。


脚立に登って撮影しました。

さて、余市の海にもどります。

ここまでの透明度はもう「驚愕」のひとことでした。砂浜には降りてみたかったです。

そういえば、小樽ー余市間に蘭島(らんしま)、塩谷(しおや)という地区があるのですが、そこの海岸もこんなふうにきれいだと予想がつきます。蘭島は海水浴場としても有名ですから、この夏に行ってみたいところです。
ちなみに蘭島、塩谷の海岸線はJR、高速バスのいずれでも間近では見ることができません。残念。
小樽市街を過ぎて高速道路に入ってからもしばらくは海が見えます。さすがに海岸線は見えませんが。

石狩・札幌方面が見えてきました。
そろそろ高速を降りて一般道を走ります。

海を眺めながら余市までくだもの狩り。オススメの小旅行です。

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