2011年10月23日日曜日

092 デジハリ・オンラインスクールをやってみる〜実践編11

延び延びになっていたChapter13の復習。
これまでと同様、自分的に重要と思ったことのみなので、飛ばしているものもある。


Chapter13 フライヤーを作ろう
・フライヤーオモテ面制作環境を設定
・Photoshop加工写真を配置
・Illustratorで写真加工や描画モードを使用
・透明パネルを使用する
・Illustratorの効果
・文字・段落・変形パネルを使用する
・クリッピングマスクをする

・フライヤーウラ面制作環境を設定
・ロゴマークのシンボル登録と立体化
・テキストの回り込みを設定する
・メニュー部分のレイアウトを行う
・写真サイズを変更する
・クリッピングマスクでトリミング1
・メニュー情報のレイアウトを行う
・クリッピングマスクでトリミング2
・お店情報のレイアウトを行う
・地図をレイアウトしてフライヤー完成


★フライヤーのサイズの四角形をつくる

  • ここではB5サイズのフライヤーを作るので(182mm×257mm)、アートボードはトンボを作成するためにA4サイズ(210mm×297mm)に設定する。



★Photoshopで写真を加工して配置

  • Illustratorでは色調の調整などができないため、使用する写真はあらかじめPhotoshopで加工しておく。
  • 講義・テキストでは、色調補正とトリミングを行った。
  • 次項の「写真にモザイクをかけ、描画モードをオーバーレイにする」はPhotoshopでもできるが、講義・テキストでは「Illustratorでもできる」ということを教えるためにあえてIllustratorで作業している。ここまで一気にPhotoshopでやるのもアリ。自分の得意なほうで。


★写真にモザイクをかけ、描画モードをオーバーレイにする
  • 元写真をコピーして、前面へペーストする。
  • 複製した(前面ペーストした)画像を選択した状態で、メニュー「オブジェクト」→「モザイクオブジェクトを作成」を選択。
  • ここでは「タイル数」に任意の値を入力して、OKボタンをクリックするとモザイクがかかる。
  • 「透明」パネルの「描画モード」から「オーバーレイ」を選択(これでオーバーレイになる)。
  • ドックから「レイヤー」パネルを開き、モザイク、オーバーレイをかけた写真が入っているレイヤーのサブレイヤーを開く。
  • <画像>という名称のレイヤーが元画像+加工分の数ができあがっているので、<グループ>というレイヤーの直下にある<画像>がモザイクをかけたレイヤーなので、これを削除する。
  • モザイク加工した画像にオーバーレイをかけると、このモザイク画像に対してではなく、「グループ」というレイヤーをIllustratorが自動で作成(元画像を複製)する。
  • モザイク画像そのものはもう必要ではないので(オーバーレイをかけた画像を作るための前段階の処理なので)、この<画像>というレイヤーを削除する。

★波形のオブジェクトを半透明にする
  • 事前にペンツールで作成した波形ツールを選択し、「透明」パネルの不透明度を任意の値に設定する。(背後の写真の透け具合を見ながらお好みで)


★入力した文字のカーニング、トラッキングの設定値について
  • Adobe製品のカーニング、トラッキングの規定値は「1000」が1文字分の幅なので、-1000にすると文字が重なり、1000にすると文字間に1文字分のスペースが空く。


★テキストにドロップシャドウをつける
  • 入力したテキストを、文字色そのままで写真などの上に乗せるとべたっとしたり、黒文字だときつい感じなるので、ドロップシャドウで印象を和らげるのが目的。
  • 選択ツールでテキストを選択し、メニュー「効果」→「スタイライズ」→「ドロップシャドウ」を選択する。
  • ドロップシャドウダイアログボックスが開くので、カラーボックスをクリックし、色を白(CMYKすべて0に)に設定する。
  • 描画モードを「覆い焼きカラー」に、不透明度100%、X軸オフセット、Y軸オフセット(オブジェクトからドロップシャドウまでの距離)をそれぞれ0mm、ぼかしを
  • 任意の値にする。(テキストでは0.75mm)
  • X,Yとも0というのは、文字直下にドロップシャドウをつけることになるが、文字の外側にうすぼんやりかかるので、背景の写真などとなじんだ感じにみえる。


★変形パネルを使用して文字の位置を調整する
  • 座標の数値がわかっている場合、位置を調整したい文字を選択ツールで選択した後、変形パネルのXとYに数値を入れて調整する。


以上、Chapter13前半のフライヤー表面のポイントを紹介。
次はフライヤー裏面の作成。

★ロゴマークを立体的にする
  • ツールパネルの「楕円形ツール」を選択する。
  • アートボード上の何もないところをクリックするとダイアログボックスが表示される。幅と高さに同じ数値を入れて正円を描く。
  • 正円が選択されている状態で、メニュー「効果」→「3D」→「押し出し・ベベル」を選択するとダイアログボックスが表示される。
  • ダイアログボックスの「詳細オプション」ボタンをクリックし、位置を「自由回転」にし、角度などを任意の値にする。ダイアログボックスに表示されている図形を見ながら調整していく。
  • 光源の位置は、ダイアログボックスの「表面(S)」にある図形の丸印をドラッグして動かす。追加する場合はその下の真ん中のボタン「新規ライト」をクリックする。
(Tips)
  • ダイアログボックスの「押し出し・ベベル」の「フタ」では、「側面を開いて空洞にする」ボタンをクリックすると中が空洞の立体ができる。(円筒ならストロー状)
  • 側面にでこぼこをつけたい場合は、「ベベル」の形状で任意のものを選択する。
  • オブジェクトの背面から光を当てたい場合は、「選択したライトをオブジェクトの背面に移動」ボタンをクリックする。

★ロゴをマッピングする

  • 「押し出し・ベベル」ダイアログボックスの「マッピング」をクリックすると、「アートをマップ」ダイアログボックスが表示される。
  • 「シンボル」を貼り付けたいオブジェクトにし、表面を1/3にする。(1/3にする理由は質問しても不明だった。「見ながら数値を入れてね」だって)
  • 「アートワークに陰影を適用」にチェックを付け、「面に合わせる」ボタンをクリックして、OKボタンをクリックする。
  • 「押し出し・ベベル」ダイアログボックスのOKボタンをクリックすると、3Dオブジェクトが完成する。
  • 人に渡すときのために、メニュー「オブジェクト」→「アピアランスを分割」でパスにしておく。

★テキストの回り込みを設定する

  • テキストボックスを作成しテキストを流し込んだ後、選択ツールでロゴを選択する。
  • メニュー「オブジェクト」→「重ね順」→「最前面へ」を選択する。
  • メニュー「オブジェクト」→「テキストの回り込み」→「テキストの回り込みオプション」を選択し、ダイアログボックスを表示する。
  • オフセットの値(テキストとオブジェクトの間隔)を、任意の大きさ(ポイント)にしてOKボタンをクリックする。(ここでは幅の設定だけで、まだ回り込まない。)
  • メニュー「オブジェクト」→「テキストの回り込み」→「作成」を選択すると、テキストが回り込む。
  • テキストの回り込みを設定する場合、オブジェクトとテキストが同じレイヤーにあり、加えて、テキストよりオブジェクトが前面にあることが必要。
(Tips)
  • テキストボックスを作成し、テキストを流し込んでもすべて表示されない場合、テキストボックス右下に「+」マークが表示される。
  • すべてのテキストを表示するには、テキストボックスを広げる必要がある。
  • メニュー「表示」→「バウンディングボックスを表示」を選択し、テキストボックスを広げる。
  • 隠れているテキストを、別のテキストボックスに流し込むこともできる。
  • 選択ツールで「+」マークをクリックするとマウスカーソルが変わるので、そのままオブジェクトの何もないところをクリックするか、別に作成したテキストボックスのパスをクリックすると、隠れているテキストを移動させることができる。


★メニュータイトルバーを作成する(ここはtipsのみを書き留め)
  • 「選択ツール」でオブジェクトが選択されている状態で、「選択ツール」の黒矢印のアイコン部分をダブルクリックすると、「移動」ダイアログボックスが表示される。
  • 別の方法として、オブジェクトが選択されている状態でreturnキーを押すと、同様に「移動」ダイアログボックスが表示される。
  • 長方形などのオブジェクト内にテキストを入力する際に、パスにマウスカーソルがかかると「文字ツール」が「エリア内文字ツール」に切り替わってしまうので注意。入力したテキストを選択する場合も同様。
  • オブジェクトとテキストをグループ化した場合、オブジェクト内のテキストのみを移動する時は、「ダイレクト選択ツール」でテキストのみを選択して位置を調整する。グループ解除しなくてもできる。


★ドーナツ型オブジェクトを作る。
  • ここでは、大小の正円を2つ描いて、小さい方でパスファインダーの型抜きをする。
  • 以前のチャプターでは、楕円形ツールで円を描いて線の太さを太くしてドーナツ型を作ったが(コーヒーカップの取っ手)、どちらでも作れるということを示すのが今回の目的なので、お好みの方法で。


★写真サイズの変更
  • Illustratorで使う写真は、あらかじめPhotoshopで使用したいサイズに変更しておくこと。


★クリッピングマスクで写真をトリミングする(Illustratorの場合)
  • マスクするもの・されるものは同じレイヤーに入れる。(Photoshopとレイヤーの概念が違うので注意)
  • マスクされるものは、メニュー「オブジェクト」→「重ね順」→「最背面へ」にする。
  • クリッピングマスクをかけると、マスクするもの・されるものはグループ化される。
  • マスクされている写真をダブルクリックすると、編集モードになる。
  • ダイレクト選択ツールで写真だけ動かすこともできる。オプションキーを押しながらダイレクト選択ツールで選択したのち、オプションキーを離して写真を移動させる。ダイレクト選択ツールのみ(オプションキーは押さない)だと、アンカーポイントやパスの一部だけを選択でき、マスクの枠のサイズを変更できる。
  • 編集は、「編集モード」と「ダイレクト選択ツール使用」の二つの方法がある。
  • 写真の拡大縮小は、Illustratorではできないっぽいので(編集モードでバウンディングボックスの四隅を引っ張るとできるとのことだったが無理だった)、あらかじめPhotoshopである程度拡大縮小しておくこと。


★タブの利用(メニュー情報のレイアウト)
  • 「バーガー・・・・・・480円」など、複数行で中点(・)をタブを利用して入れる方法。他にも小数点の位置を揃える、右寄せと左寄せを混在させるなどに使用する。
  • 品名と価格の間にカーソルを入れてTabキーを押す。金額と円の間でもTabキーを押す。
  • メニュー「ウィンドウ」→「書式」→「タブ」から「タブパネル」を表示する。
  • 右揃えタブの矢印を選び、定規の上をクリックすると、その位置にタブが設定される。
  • 金額の後ろと、円の後ろの位置をクリックしてタブを設定する。
  • リーダーのウインドウに「・」を入力する。


以上!
あとは付録のweb作成のみ。


グーグルのBloggerで気になるのが、投稿をダイレクトに入力したときと、wordやテキストエディットで記入したものをコピペした後にBloggerの作成ウィンドウで同じフォントや大きさにしても見え方が違うということ。HTMLいぢっても変わらない(冒頭のフライヤーのサイズとPhotoshopでの加工の話の部分)。頭キタからそのままw

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