サラリーマンの家庭なら年末年始の休みのうち、12月29~30日、あるいは、家族が当てにならず31日まで大掃除にかかるという世帯もあるだろう。
それだけ日数がかかる原因は言わずもがな。年末の休みになにもかもやろうとするから。これ、経験則でやっと知った・・・。せっかくのまとまった休みは、掃除ばかりではなく好きな事をして過ごしたい。
で、どうしたか?
小分けにして9月ぐらいから始めた。
まず、やることを書き出す。それもかなり細かくなるまでタスク化する。たとえば、「台所の引き出しの中(左半分)」「居間の家具の表面を拭く」など、おおよそ30分から1時間で終わるくらいの分量にする。自分はEvernoteにチェックボックス付きの箇条書きにしている。
次に、平日にやりやすいところや、週末の掃除とまとめて出来そうなものを組み込む。
冬場では厳しいところ、たとえば外窓の拭き掃除などは、まだ暖かい季節のうちにやることにした。12月時点のエントリ記事では、これを書いてもさかのぼれないが、来年以降の大掃除の参考にしてほしい。
冬場では厳しいところ、たとえば外窓の拭き掃除などは、まだ暖かい季節のうちにやることにした。12月時点のエントリ記事では、これを書いてもさかのぼれないが、来年以降の大掃除の参考にしてほしい。
掃除の時期をずらすという点については、1,2ヶ月前倒しするのではなく、年に1度でいい外窓掃除や床のワックスがけならば、4月起点とか、7月起点にしてしまう。大掃除は12月じゃなきゃダメという決まり事はないのだから。
特に北海道などの積雪寒冷地では、真冬に外に出て窓拭きは寒くてできない。今はあまりないが、昔は雪で1階の窓が埋まることもあった。
家の窓は二重窓になっているのだが、室内側の窓を開けて外窓の内側を拭くのでさえ寒いのだ。あたたかさが逃げてしまって、暖房ももったいない。
家の窓は二重窓になっているのだが、室内側の窓を開けて外窓の内側を拭くのでさえ寒いのだ。あたたかさが逃げてしまって、暖房ももったいない。
なので、自分は5月の連休あたりに窓拭きをしている。これも年によっては寒いこともあるので、そのときは6,7月にシフト。
さて、最近ツイッターで知った小技。
ぬれぞうきんを使う拭き掃除に、たくさんのぞうきんを用意するというもの。
だいたい、ひとり1枚あるいは2枚のぞうきんを用意して、バケツに洗剤を溶かしたぬるま湯で、ぞうきんが汚れては洗って絞り、洗っては絞り、と、
洗い→絞り→掃除現場まで移動→作業→バケツまで移動→洗い→絞り→(以下ループ)
こんな流れなはず。
これを、最初から1回ないし1人につき10枚くらいぞうきんを用意したうえ、一気に洗剤液をいれたバケツでぬらして絞る。それを持って掃除開始。これならバケツまでの往復や、ぞうきんの洗い・絞り、さらには汚れたバケツの水の取り替えなども不要だ。この時間が節約できるだけでもかなりの効果だが、掃除のモチベーションが途切れないというのも大きい効果だ。脚立などにあがって作業しているときは、それを格段に感じる。
また、バケツの周囲がびしょびしょになることもない。自分にとっては、これもモチベーション維持という意味では効果ありだった。
最後は、使ったぞうきんを一気に洗濯するという方法で片付ける。
さらに、この大量のぞうきんを最初に用意するという効果がもうひとつ。
掃除のやりすぎを防ぐ
大掃除は、ついつい欲張って一気にやりたくなるもの。だいたいは途中で疲れて「もういいや」とぞんざいになったり、途中でやめたりしてしまう。
だが、この方法だと「10枚を使い切ったところでおしまい」ということができる。やっていくうちに、10枚でどこまでできるかがわかるようになる。また、途中で足りなくなっても「ここまででおしまい」にする「きまり」を作っておく。なお、自分は、ぞうきんが余ったら余ったでそこまでにしている。
いや、これ、ホント、効果あり。掃除の終わりが見えるという意味でも、モチベーションがダウンしない。「ぞうきんの残りがこれだけだから、あと少しで終わる」と、おしまいも「見える化」されて効果倍増。
お試しあれ。
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