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ここから怒濤の1年が始まったといってよいほど、自分の周りが激しく動き出した。
もっともこれは起点にしか過ぎず、この後に参加したスピードハック研究会(以下SH研)でジェットコースターに乗ったように、外の世界が変化した。
その個人的詳細はさておき、今年(2011年)もスピードハック総決算2011が開催されるので、昨年の振り返りなどをしてみた。
1 「スピードハック総決算2010」のおさらい
今年の開催告知にもあるが、「時間があったらあれをしよう」「長期の休みにはこれこれをやろう」と考えるだけでは一向にそんな時間は来ない。この状況を打破しようというのが、セミナーの目的のひとつだ。
(1)「ルール」と「レール」と「コントロール」
- ルールとは「仕事をスピーディに片付けるための原則」=スピードハック
- レールとは「仕事をやり遂げるための方法論」=TaskChute
- コントロールとは「仕事を楽しくするための心の持ち方」=シゴタノ!
この3つがうまく回ると、「年末年始にやりたいこと」に自信と見通しをもって取り組める。
(2)スピードハックとは?
スピードハックの本質は、ツールの導入ではなく、フォームの矯正。フォームを矯正するためにツールを使う。そうすることで、目的(ゴール)と手段(ツール)が合致する。
フォームというのは「習慣」とも言える。つまり新しいフォームを身につけるということは、新しい習慣を始めることと同義。
よって、新しい時間の使い方を身につける、あるいは時間の使い方を改めることで、目指すゴールへと近づける。
そのためのツールとしてTaskChuteを使う。
(3)時間の見える化をTaskChuteで
人間の持つ時間感覚は3つ。
- 「今、何時か?」(現在時刻)
- 「ここに来て何時間経ったか?」(経過時間)
- 「ある作業をして、あとどれくらいかかるか?(いつ終わるか?)」(終了時刻)
このうち1と2を落とすと精神的ストレスが減る。
TaskChuteを使うことの意義は、「終了時間を意識すること」。
終わりが見えると、メンタル的な消耗が減る。
(4)TaskChuteにおけるタスクリストの作り方
TaskChuteは、その日1日分の行動リスト。これだけのタスクがあったら、今日は何時にすべての作業が終わるのかを知るのが目的と言っても過言ではない。
そのためリストアップするタスクは、その日に行うべきものであること。
そのリストを眺めて、「今すぐ」「今日中」「明日以降」の順番をつける。
さらに細かいタスクの作り方などが続くのだが、ここでは自分用の「おさらい」が目的のため、省略する。
2 1年経ってみて
セミナーでは、「人に教える事ができて始めて『できる』ことになる」という話が出た。
果たして自分は教えられるだろうか?話しベタということを差し引いても、この「ルールとレールとコントロール」についてはまだ理解出来ていないなぁと痛感。
それでも、この1年でわかったこと、できたことをまとめてみた。
(1)わかったこと
- 「時間があったら」というのは、全くの「幻覚」であるということ。
- 時間は「あったら」ではなく、「自分で作るもの」ということを実感。
- 時間を作るには、オリジナルのルールとレール、それを回すためのコントロールが必要。
- 終わりの時間が見える安心感は絶大。
- TaskChuteは、その安心感を得るための最良のツール。
- なにかをやめないと、新しい事ははじめられない。
(2)できたこと
- TaskChuteの本質を曲がりなりにも理解し、仕事をさばくために活用している。
- 長期の休暇があっても、あれこれやろうと詰め込まなくなった。
- 漠然と考えていた夢や目標が形になりつつある。
- 遅ればせながらTwitter、Flickr、ブログなどを始めた。
冒頭にも書いたが、自分の場合はこの総決算だけではぼんやりとしていてよく分からず、その後のSH研に参加してやっと実感できた。しかしこれも半年以上経過した後に「ああ、そういうことか」と納得する始末。それだけ時間管理、やりたいことをやる時間をひねり出すのは至難の業ということか。
「時間をひねりだす」ことができたこと、また、部署を異動して大量の仕事が降ってきても精神的に参ることなくやり過ごせているのは、すべてTaskChuteのおかげである。
(詳細はこちらを参照。)
今年も開催される「スピードハック総決算2011」に参加して、
- この1年、TaskChuteの恩恵を受けた自分がどれだけ成長できたかを確認したい。
- TaskChuteの使い方をもう少し身につけたい(=時間管理術を向上させたい)
- 今度こそ「人に教えられる」ようになりたい。
これらができればいいなと思っている。
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