北海道神宮の表参道入り口から片側3車線の道路をはさんで斜め向かいに、花屋さんができたのは2013年11月上旬でした。
しばらく空室になっていた店舗に2013年秋口くらいから工事が入り、何のお店ができるんだろう?と気になっていた場所でした。
オープンしたお店の窓には暗幕が張られ、黒の木製ドアの横にある細い窓からかろうじて中が見えるのですが、ドアにある「 FLORIST」の文字がなければ何のお店か皆目検討がつかない状態です。
それでも恐る恐る窓からちらりとのぞくと、暗い店内にあるスポット照明に照らし出されたお店の人とおぼしき、これまた黒い服装の若い男性が2人。これはかなり勇気を出さないと入れないぞ、というのが第一印象でした。
良く行く花屋さんは、店の前がフルオープンで鮮やかな花がたくさん置かれています。そんな花屋さんのイメージがありますので、「GANON FLORIST」は敷居の高いお店に映りました。
が、こんなクリスマスの看板が興味を引きますし、なによりNikon Dfをゲットしてからいろんなものを撮りたくて仕方が無い。ついに好奇心が「なにがあるのかわからない恐怖にも似た感覚」に勝ち、この黒い扉を開けてみることに。
(クリスマス時期のディスプレイ) |
想像に反して、中には気さくな若いおにいさんが二人。入ってしまえば恐怖にも似た感覚など想像の産物だったわけです。
「中がみえないのですごく入りづらかった〜」と言ったら、「みなさん、そうおっしゃいます」。
でも、切り花があまり見当たりません。壁一面の苔(壁面用の苔で、死なない、成長しない、水やり不要なんだそうです)やら、観葉植物や飾り棚やらがあって、やっぱり普通のお花屋さんと一線も二線も画していました。
切り花はお店の一角の保温庫(と言うのでしょうか?)にありましたので、その日に入荷しているお花を直接聞いて確認してみてください。
(切り花を保管している場所。ここもおしゃれです) |
ホームページとブログはまだ無いそうですが、Facebookページがあり、そこをのぞいてみると見事なアレンジの数々。デザイナーさんとコラボしたり、お店のディスプレイなんかもやっているみたいですね。
もちろん一般の人からの注文も受けています。ただ、常時切り花をたくさん置いているわけではないようですので、アレンジを頼んだり、切り花も事前に注文しておくのが良いかもしれません。
もの書き写真堂は、お正月のアレンジを注文しました。
「実をいっぱいで」という注文で出来たのが冒頭写真。お店でフィルムがかかっている状態で撮りました。(12月30日、Nikon Dfで撮影)
帰宅後、飾ってみると確かに実がいっぱい。これはおもしろいアレンジですね。ちなみにお値段は3千円。
オアシス(緑色のスポンジみたいなやつ)に挿すと花がもたないということで、水を入れた瓶に入っていました。束ねた茎を隠すために、ふちが紫色の葉が瓶の中に入っているのがなにげにおしゃれです。
2014年のお正月期間も1月5日を除いて営業しているとのことですので、北海道神宮への初詣の帰りに寄ってみてはいかがでしょうか?在庫のお花が売り切れない限り開店しているそうです。
GANON FLORIST
住所:札幌市中央区宮ヶ丘3丁目3-8
電話:011-633-5522
定休:木曜日
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