家を買うのか、借りるのか?どっちが良いか?
よく見る設問ですよね。
もの書き写真堂が考える結論から先に言いますと「どちらでも、あなたのライフスタイルに合う方をどうぞ」でしょうか?
ここのところは@query1000さんがうまく説明しているのでそちらを読んでもらうとして、一番困惑するのは「家を買うべきじゃない」と決めつけるようなブログ記事があることでしょうか。@query1000さんではないですが、どっちでもいいと思うんですが・・・。
イジハピ! : 【第367回】家を買った方がいいか@query1000さんの記事
ただ、ライフスタイルには金銭的なことも含まれます。つまり、言わずもがなですが、現時点および将来的な年収などの資金計画も考慮しての話。いろいろひっくるめて大丈夫なので自分の家を持ちたいと決断するならいいんじゃないかと。人それぞれです。
もの書き写真堂は持ち家派です。
理由は、
- 子供の頃、親の仕事の都合で社宅住まいだったが、それがイヤだった。
- というか、母親が社宅住まいで苦労しているのを見てイヤだった。(日々どっかの家に集まってくだらない茶飲み話、旦那の身分が嫁の身分を決定する、など)
- 社宅および社会人になってからの借家が安普請。防音、防寒性に欠けた。
- なにかあっても手を加えられない。(棚を取り付ける、壁に釘状のものを打つなど)
- 特に退去時の賃貸人とのトラブル解決が面倒(敷金、退去時の負担額など)
- 面積割りをすると、ローン返済と賃料支払いがほぼ同額だった。
などなど。
ですが、持ち家もいろいろ面倒です。
理由は、
- 隣近所に嫌なヤツがいてもすぐに引っ越せない。
- 旦那さんが遠くに転勤。単身赴任する?それとも家を人に貸す?
- 固定資産税という「伏兵」がっ。
特にマンションでは、
- 「マンションは人付き合いしなくていい」は、ある意味間違い。ざっくりでもどんな住民がいるか知っておいたほうがいい。(防犯上も有効)
- マンションの管理組合の活動について知っておいたほうがいい。(管理費値上げといったときに、それが適正かどうかわからない。無関心は損だと思います。)
- だいたいにおいて、いつかは管理組合役員就任がある。
- 毎月のローン返済の他に、管理費、駐車場代(任意)、修繕積立金の支払いがある。
- 特に修繕積立金は購入後何年かすると値上がりする可能性がある。(マンション購入時に売り主によって低く見積もられていることが多いため。)
- 早ければ10年後に第1回の大規模修繕がある。(修繕積立金の残高により、一時金の支払いが発生することも。)
他に、戸建て住宅では、
- マンションと違って修繕積立金がないので、突然の補修の対応に苦労する可能性が。(マンションのように自分で貯められるといいのですが、なかなか・・・)
- 北海道の場合、雪の多いところでは除雪が大変。(基本、マンションの集合玄関前は管理人さんがやってくれるので、自分の車まわりだけをやればいい。)
もの書き写真堂の実感として、「持ち家は資産にはならない」ということです。戸建て住宅ならある程度の土地があるので資産価値はそれなりにありますが、上に建物があるとその状態によっては売却時に安く叩かれたり、さりとて更地にするにはお金がかかりますし、更地にして売れなかった場合、毎年の固定資産税は家があるときよりバカ高くなります。
マンションの土地は共有持ち分となり、それも敷地利用権と言われれ、その敷地利用権と購入したマンションの建物部分の権利(専有部分の所有権)は不可分です。土地だけ、専有部分だけを売ることは原則的にはできません。
戸建て・マンションのいずれにせよ賃貸するという手もありますが、大家としての管理が大変ですし、業者にまかせるとしても手数料その他もろもろの費用が発生します。マンション1棟まるまる持っていれば別でしょうが、戸建て1軒、マンション1室ですと、立地やその他の条件によっては「割に合わない」ことのほうが多いと思います。
戸建て・マンションのいずれにせよ賃貸するという手もありますが、大家としての管理が大変ですし、業者にまかせるとしても手数料その他もろもろの費用が発生します。マンション1棟まるまる持っていれば別でしょうが、戸建て1軒、マンション1室ですと、立地やその他の条件によっては「割に合わない」ことのほうが多いと思います。
マンションではさらに、いよいよ老朽化して立て替えするというときにいろいろ問題が発生する可能性があります。これについてはこれから全国的に顕在化すると思われますが、どういう展開になるか不明な点もあります。(語ると長くなるのと本題から外れるため省略します。)
とまあ、集合住宅ゆえの複雑さというか、大変さは居住して初めて実感します。身近なところでは、駐車場で隣り合う車の住人同士のトラブル、上下階の音の問題、ペット問題などなど。
ですが、北国の長い冬を体験すると、購入するならマンションになるわけです。
「除雪の必要がない」。
これに尽きます。一戸建てを所有していた人が高齢になったら家を売却し、マンションを購入するということも結構あります。
除雪を考えると、賃貸も除雪しなくてよい賃貸マンションが人気のようです。
「除雪の必要がない」。
これに尽きます。一戸建てを所有していた人が高齢になったら家を売却し、マンションを購入するということも結構あります。
除雪を考えると、賃貸も除雪しなくてよい賃貸マンションが人気のようです。
マンションを購入するのであれば、新築ももちろん良いのですが、管理の行き届いた中古マンションを狙うというのもアリだと思います。特に10年超で第1回大規模修繕が終わった直後というのも狙い目なんじゃないかと。
というのも、もの書き写真堂、実は1度マンションを売却しております。その際の売却価格が購入から5年後で購入価格の半額になりました。別に汚くして使っていたわけではなく、仲介業者に言わせると「極端に室内が荒れていなければあまり価格に反映されません。だいたいはマンションの規模・立地、駅からの距離、築年数、設備などで左右されます」とのことでした。
ということは、うまく探せば中古で安くて良質な物件が見つかるということになります。
以上、最後は購入前提のお話になりましたが(もっと短所・長所があるのですが、語ると長くなるのでこれくらいに)、ご参考まで。ライフスタイルに合わせて、購入・賃貸、どちらでもいいと思いますよ。
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