2011年7月30日土曜日

060 デジハリ・オンラインスクールをやってみる〜実践編5

迫力の寝相(本文とは関係ありませんw)
さて、Chapter3でイラレのペンツールを学習したところで、Chapter8のフォトショのペンツールをやっつけて、いざChapter9へ!
イラレのペンツールをやってから、フォトショのペンツールに行くとスムーズだわ〜(北海道弁)。

Chapter9 写真を補正しよう(後編)
・レベル補正 / スナップショット
自動トーン / 自動コントラスト
・トーンカーブ / 明るさ
・アンシャープマスクを使用する
・覆い焼きと焼き込み / モノクロ
・ものさしツール / 切り抜き
・コピースタンプツール
・スポット修復ブラシツール
・写真全体の色相・彩度を調整する

Chapter9は写真のレタッチなので楽勝と思ったが、それぞれの補正を感覚で使っていたことを痛感。「スナップショット」は、今までやり方がわからなかったので助かった。←調べろよ。

★スナップショットを撮る
・補正をかけた画像をそれぞれ比較して、どれがいいかを判断するときなどに使う。
・「ヒストリー」パネルの下にあるカメラアイコン(写真1の左の画像、下の丸印)が「新規スナップショットの作成」ボタン。これをクリックすると、ヒストリーパネルのアイコン付き元画像の下に「スナップショット1」が作成されるので(写真1の中央)、適宜名称を変更する(写真1の右)。




写真1
・使い方としては、元画像にレベル補正をかけた後、スナップショットを作成。元画像をクリックして戻り、次の補正をかけてスナップショットを撮る。それぞれを見比べる。
・ただし、この画像を保存してウィンドウを閉じるとこのヒストリーは消える。最後にかけた補正が有効に、つまりその補正で保存されるので注意が必要。「やっぱ、この補正でいく」というのを選択して、そこで保存すること。
元画像を選択したところ
カラーバランスを選択したところ(自動ではなく、任意の数値で補正)
自動トーン補正を選択したところ
自動コントラスト(次項参照)
★自動トーン補正と自動コントラストの違い
・自動トーン補正は、画像のもっとも黒い点を黒点に、もっとも白い点を白点に割り当て、各色味の中間の濃度をそれぞれに応じて自動に分布して補正する。
・自動コントラストは、画像のハイライト部分とシャドウ部分の値から、もっとも明るい点ともっとも暗い点を白点と黒点に対応づける。
・上記の写真の下2枚が作例。う〜ん、違いがわからん。作例がまずかったか?黒っぽいものが少ないしね。

★復帰とヒストリーパネルの違い
・復帰はどんな作業を行っても最後に保存した状態まで戻り、それまでの作業工程も「ヒストリーパネル」に蓄積されたままになる。
・ヒストリーパネルは、元画像スナップショット(「スナップショットを撮る」の項目の「元画像を選択したところ」の写真参照。これは自分で撮らなくても最初からある)を選択することで画像が元に戻るが、ヒストリーの途中から別の補正をかけると、それ以降の作業工程は削除される。これは、例えば5つの補正をかけた後に2つ目の補正に戻り、そこから別の補正をかけると最初にかけた3つ目以降の補正が削除されるということ。それぞれの補正を残すために、スナップショットを撮るわけだ。

2つ目の補正に戻って別の補正をかけると、先の3つ目以降が削除される
★トーンカーブ
トーンカーブによる補正はよくやるのだが、白色点・黒色点の設定はしたことがないうえ、トーンカーブも上から3分の1くらいを画像を見ながら上げていた(下の写真2参照)。これで、画像が明るくなる。
下に書いた授業でのやり方にあるように、スポイトで色を取らなくてもそこそこの仕上がりになる。
授業やテキストを見る限り、カーブのどのあたりをどれくらい引き上げるのかの説明はなく、トーンカーブはプレビューを見ながらの「結果オーライ」でいいのか。
写真2(これくらいでだいたい明るくなって、いい感じになる)
・トーンカーブは、画像の色調とカラーが変更できる。
・トーンカーブダイアログボックスの「画像内でサンプルして白色点を設定」ボタン(ダイアログボックスのスポイトマークの一番右)を押し、画像の一番白いと思われる部分をクリック。
・次に「画像内でサンプルして黒色点を設定」ボタン(スポイトマークの一番左)を押し、画像の一番黒いと思われる部分をクリック。
・トーンカーブの中心からやや上を上に向かってドラッグ(画像を明るくする)。
・白色点、黒色点の位置、トーンカーブの変形の度合いは、画像を見ながらお好みで。←え?

ちなみに、トーンカーブは良く使うので、ショートカット(command + M)は覚えておくと便利。
カーブの上の部分を上げる
下の部分を下げてメリハリをつける
せっかくなので、できあがりは全体のスナップショットで。少々あざといか。
★アンシャープマスク
アンシャープマスクは、画像のエッジ沿いのコントラストを強調して画像をくっきりシャープにさせる。
写真をシャープにするのは、シャープフィルタの「シャープ」ではなく、「アンシャープマスク」だというのを初めて聞いたときは衝撃だった。
授業・テキストともに、量・半径・しきい値をどれだけにしたらいいか、いや、そもそもしきい値って何?またいでいいの?という疑問には、テキスト・授業とも答えてくれなかった。

覆い焼き以下は、自分にとって「へぇ」となるところが無かったので省略ね。すまん。
モノクロ画像への変換についてはちょっと疑問が残ったので、別の資料を当たってみて新エントリで説明しようと思っている。(忘れたらごめん。)

★イラレとフォトショのレイヤーの違い
コピースタンプツールの授業の際、レイヤーを使用して作業を行ったが、イラレとフォトショでレイヤーの概念が少々違うという説明があった。
・イラレでのレイヤーは、「クリアファイル」。それぞれのクリアファイルの中にオブジェクトを入れることができる。移動する場合、選択されたレイヤーに入っているオブジェクトはそれぞれ単独で動かせる。
・フォトショでのレイヤーは、「透明なシート」(OHPシートみたいなもの)。ひとつのシートに描かれたものは一体となる。移動する場合、選択されたレイヤーそのものが動く。

(使用した写真は、Nikon COOLPIX P300のマクロで撮影。)

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