プログラムオートモード |
オート撮影モード |
さっそく、当初の疑問である「プログラムオートモード」(コマンドダイヤルのPマーク)と「オート撮影モード」(カメラのマーク)の違いを探ってみた。
まずは、マニュアルの解説から。
プログラムオートモード
・シャッタースピードと絞り値の両方をカメラが自動的にセット。
・同じ露出でシャッタースピードと絞り値の組み合わせを変えるプログラムシフトもできる。
オート撮影モード
・細かい設定を気にせず気軽に撮影ができる。
って、それだけかいっ!というくらい、オート撮影モードの説明がない。
あ、「はじめてデジタルカメラを使う方でも簡単に撮影できます」という説明もあった。
もう実際に撮って比べてみるしかない。ということで、まずは空と建物の写真。うろこ雲がきれいだったので。
冒頭の写真は、2棟のマンションの間から見えた空。プログラムオートモードは空が飛んじゃって建物がしっかり映っている。これでは主役の空が台無し。
かたやオート撮影モードは、雲がきれいに写っている。建物はつぶれ気味だが、空は見た目どおりの写り。
次は、空が広めの場所から撮影したもの。
プログラムオートモード |
オート撮影モード |
帰宅してから両方の写真を拡大してみて、プログラムオートモードがやけに粒子が粗いと気づいた。
ちょっと待て!昨夜、暗がりで猫を撮った際、プログラムオートモードでISO感度を3200にしたまんまじゃないのか?
(確認中)
やっぱり、3200にしてた・・・。どうりで画像が荒れているわけだ。
最後に、夕焼けの写真。雲が赤く染まってないけど。
ちなみに右上の黒三角は上の階のベランダ。横着こいて窓を開けただけで撮ったので。
そんなこんなで外がだいぶ黄昏れてきたので、この状況で比較写真を撮ってみた。プログラムオートモードのISO3200はこの時点でも気づかずにそのままなんだけど、ここまで黄昏れて暗くなっていると「失敗は成功の元」的な写りになってないこともない。
改めてiPhotoで「詳細写真情報を表示」で確認してみる。(主な値の抜粋のみ)
プログラムオートモード
シャッター:1/1600
絞り:f/8.0
露出:ノーマルプログラム
ISO感度:3200
ああ・・・。
オート撮影モード
シャッター:1/1250
絞り:f/4.0
露出:ノーマルプログラム
ISO感度:160
なんかもうカメラに「設定くらい確認してから写せ、ボケ」と言われたような気がする・・・。
そっか、オート撮影モードって、こういうときのためにあるのか。←ちょっと違うと思うぞ。
教訓:とっさに写すとき、場所や日時を変えて写すときはまず「オート撮影モード」
で撮る。
そのあとで設定を確認し、好みの撮影方法で写すべし。
ちなみに右上の黒三角は上の階のベランダ。横着こいて窓を開けただけで撮ったので。
プログラムオートモード オート撮影モード シーンモード「夕焼け」 |
3枚目のシーンモードというのは、撮影シーンに合わせたモードがあらかじめ設定されているもので、ちょっと前のエントリーでは「ペット」を試してみたので、今回は「夕焼け」を試してみた。
取説には「赤い夕焼けや朝焼けの撮影に使います」とあったので、上記のような赤が少ない夕暮れはどうかな?と思ったんだけど、まあまあではなかろうか。
あとはお好みで設定を選んで、それでも納得いかない場合はフォトショなどでレタッチかな。
ちなみに、今回の写真はサイズを変更したのみ、夕方の3枚組み写真はサイズ変更とトリミングのみだ。
最後に、オート撮影モードではできないけど、プログラムオートモードでできることに以下のようなものがあるとマニュアルにあったので、参考までに。
・明るさ(露出補正)、鮮やかさ(彩度)、色合い(ホワイトバランス)の調整
→背面のロータリーマルチセレクタにあるスライダーによる調整。
・画像モード(画質/画像サイズ)の設定
・ホワイトバランス
→撮影メニューからの設定で、「オート」「晴天」「電球」「蛍光灯」「曇天」などのメニューから選ぶ。
・測光方式
・連写
・ISO感度設定
・AEブラケティング
・AFエリア選択
・動く被写体にピントを合わせて撮影
→ターゲット追尾、または顔認識追尾
・調光補正
えっと、これ、コンデジだよね?
いまどきのコンデジって、こんなんだっけ?う〜ん、奧が深いぞ。
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