なんで朝からこんな面倒なことをしているかというと、冷蔵庫の最上段から未使用かつ賞味期限ぎりぎり、いや、使っているうちに切れるだろうという薄力粉1kgを発見したからだ。
「こいつを簡単に消費する方法・・・ケーキを焼くにしたって卵白を泡立ててと面倒だし、1回200g使用で5個!そうだ!ホットケーキというかパンケーキにしたらどうだろう?ささっと作れて1回100gくらい使用するんじゃないだろうか?」
ということで作ってみた。
だが、1度に使う粉は1枚(結構でかい)50gで済んだので、粉は20枚分ある・・・。まあ、1ヶ月作り続ければ消費するだろう、って、賞味期限は途中で切れるな、確実に。
それはさておき、作り方は簡単!
全部の材料を入れて泡立て器で混ぜてフライパンで焼くだけ。これは、あばうと流もの書き写真堂的にはうってつけだ。
それに材料の計量を含めるとざっくり15分!朝ちょっと早起きすれば捻出できない時間でもない。
じゃ、材料から。
(20センチのフライパンまるまる1枚分)
・薄力粉 50g(スーパーバイオレットが断然いい)
・ベーキングパウダー 小さじ3分の2
・卵 1個(Mサイズ)
・砂糖 10g(メイプルシロップなどかけないときは20gくらいに)
・塩 1〜2つまみ(隠し味として使用)
・牛乳 20g(ccじゃなくグラムで計ってね)
・レーズンなど お好みで使用
作り方
・上記の材料をボウルに入れ、泡立て器で混ぜる。
・混ぜるときは泡立てるような感じで、練らないように。
・全部が混ざって、粉が玉になって残ってなければオッケー。
・混ぜるのはだいたい1分弱。
・熱したフライパンにボウルの材料を流し込み、焼く。
・表面がふつふつと泡立ってきて、周囲の端っこが乾いてきたらひっくり返して焼く。
以上。
水っぽくみえるけど、けっこうまったりしている。 |
コツは、ベーグルの時も書いたけど「粉」。
今回はお菓子系だから「薄力粉」ね。間違えて「強」力粉を使うとちょっとイタイことに。
それと、「スーパーバイオレット」といわれる薄力粉が、いちばんしっとりときめ細かに出来上がる。これ、ケーキ台のスポンジをスーパーで売っている普通の薄力粉と比較して作ったことがあるので実感している。ちなみにスーパーでも「お菓子用小麦粉」として売っているのはスーパーバイオレットかこれに近いものなので安心して使えるが、材料専門店より割高だ。
こんなあばうとな作り方でも意外とふんわり |
ベーキングパウダーを使うので、こんなにざっくりとした作り方でも驚くほどふわっとする。
砂糖が少ないのは、自分はレーズンなどを入れたり、メイプルシロップをかけるから。プレーンでバターのみという場合は、20gぐらいにするといい。あとはお好みで調節して。
牛乳も、卵が微妙に大きかったりすると調節しなければならないので加減してみて。
あまり生地がゆるいと、焼いている時にひっくり返すのが大変だったりするので、一度作ってみて自分の好みに牛乳を調節するのがいい。
フライパンの温度は最初高めでガッと熱してから、焼くときには中火よりやや弱めというところかな。
それと、フライパンを高温で熱してから一度フライパンの底を濡れ布巾につけて、「じゅわっ!」と言わせてから生地を流し込むと、焦げ目がきれいにつく。昔からある「おばあちゃんの智恵」。
なお、今回の写真はCOOLPIX P300にて撮影。できあがり写真2枚は、マクロモードで撮影している。
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