ねこまたり: 0290 iPadで絵を描くときは厚手の布を手の下に入れる

iPadで絵を描くときは、厚手の布を手の下に入れる。
これ、知りませんでした〜。

なので、いままでiPadで絵を描くときはペンを持つ手が画面に付かないよう、浮かせて描いてました。

いやもう手首を動かせないから描きづらかったことといったら。iPadをイーゼルに立てかけて描こうかと思ったくらいです。

ところが先日、iPadアプリとスタイラスペンに詳しい@necojitaさんがJot Touch　と　Procreateで絵を描いている動画をアップしていたのを見て、「こうやって描くのかっ！」と目からウロコだったのが、@necojitaさんの手元でした。←ホントの見どころ、そこじゃないから。

うまいなぁ・・・・。

@necojitaさん、ペンを持つ手の下に布みたいなのを敷いているのです。iPadの画面の上に手を置いても誤反応していないんですね。まるで魔法の布のようです。

見た目はセーム革みたいですが、ご本人におたずねしたところ、厚手のフェルトか木綿の布地だそうです。これなら手芸店ですぐ手に入りますね。

@necojitaさん、アドバイス、ありがとうございました。

独学というか我流でやっていると、こういうところに気付かないもんです（汗）。

で、さっそく家のなかにある布地をかき集めてやってみました。

集めた布地は以下のとおりです。

１　セーム革（カメラレンズを拭くためのもの）

２　豚革（手芸の残りもの）

３　帆布

４　スマホ手袋

５　作業用手袋（カメラ用品）

以上の5点です。４と５の手袋は、これなら布のズレを気にしなくていいかなぁと思い、試してみることにしました。

セーム革。PaperとJot Pro使用。

結論から言ってしまうと、１のセーム革が誤反応なしで滑り具合も良くダントツ一番でした。加えて画面も拭けてきれいになります！　薄手だけどまったく誤反応しませんでしたね。

豚革。

２の豚革。これも誤反応無しなのですが、滑りが悪かったです。摩擦で引っかかる感じでした。

帆布。

３の帆布は11号だったかな？意外と厚めの布です。これも誤反応なしでした。滑りもいいというか、少々滑りすぎかな？細部を書くとき筆が流れそうになりました。それと、布目が粗いので、このざらざら感が気になってしまいます。布目の細かい帆布ならいいかもしれません。

スマホ手袋。

４のスマホ手袋。これなら布を動かしたりしなくていいかなぁと思ったのですが、この手袋、指先だけじゃなく、指全体が反応する素材でできているようでした。手の平の側面は問題なかったのですが、小指の側面で誤反応してしまいました。
もう、何を描いているのやら状態です。

作業用手袋。矢印部分に誤反応の軌跡が。

５の作業用手袋は、画面をタップするために指先を切って使ってみました。最初はスムーズに動いてよしよしと思ったのですが、時折誤反応。なぜかペン自体の筆跡も時々反応しなくなりました。ペンも握りやすかったので残念。

ということで、手持ちの布では、１のセーム革に決定！カメラ店に行くと売っております。
iPadで絵を描く人、お試しあれ。

ちなみに、ジュエリー用だと少々小さいけど安いのがありますね。

今回使用したアプリはこちらになります。

Paper by FiftyThree
FiftyThree, Inc.
価格： 0円

posted with sticky on 2013.11.22

ねこまたり