昨日、@Olein_jpさんのツイートで、
【緩募】「仕事辞めよっかな…」って思ったとして、実行に移せない原因は何が考えられますか?想像でも良いのであなたのご意見を!
というのがあって返事を書こうとしたのだけど、到底114文字には収まり切らず、ブログにまとめることにした。
まず、「仕事辞めよっかな?」と思うときは次のようなときだ。
- ひとつの仕事を長くやりすぎてつまらなくなったとき。あるいは仕事そのものへの興味をなくしたとき。
- 職場の人間関係がモヤモヤしているとき。
- 他にやりたいことができたとき。
- その他
まず、最初の二つは「辞めよっかな」と思ってもまず辞めない。精神的にかなり追い込まれてボロボロだったら「辞めざるを得ない」ことになったかもしれないが、幸いその手前で何とかしたし、何とかなった。
その辞めなかった理由は、
- 衝動的に辞めても問題解決にならないと、ぼんやりとでも解っていた。
- 「次がないのに辞めてどーする?」という心の声に従った。
- 毎月の定期収入が途絶える恐怖心。
しかし、3つ目の「他にやりたいことができた」であっても「今の仕事を辞めて飛び込んでも大丈夫?」など悩みは尽きず、結局辞めるのをあきらめる、ってなことに。
やはり生活できるかどうかが心配で、給料と現状の不満を天秤にかけて給料(辞めないこと)を取った、やりたいことで食べていけるか不安で現状維持を取った、ということになる。
現状の生活資金と将来の安定。
これが「辞めないこと」に踏みとどまった理由かな?
いや、いちばん根底にあるのは、
変化を恐れたこと。
不安、不満があっても日々同じことをやっていれば、それなりに安寧な生活を送れる、というぬくぬくとした現状から出るのが怖かったのだ。
だが、これも年齢が上がってきたり、大病したり、身近な人が亡くなったりすると、自分でも驚くほど考えがガラリと変わる。いろいろあって出した結論は、
今の仕事を来年7月に辞める。
辞めようと考えたのは、約2年前。当時はまだ上記に挙げたお金やら将来への不安で踏ん切りがつかなかった。さらに、1年前に異動になって働き甲斐のある昔のセクションに戻れたことが、辞めるのを踏みとどまった理由だ。
それでもはっきり来年7月でおしまいとしたのは、「『とりあえず、5年』という生き方」などの本で、本当にやりたいことを見つけたこと、早くに亡くなった親の歳に近づいてきて「時間」が人生で一番大事なリソースだと気づいたことが大きかった。
それに気付くのに何年無駄にしただろう?
漫然と月給のために働いていなかったか?
後ろを振り返れば後悔ばかりだ。だが、後悔しても時間は戻らない。お金で時間は取り戻せない。
でも、これから残りの人生の時間は、自分のため、自分が大事にしているもののために使おうと決めた。これが辞めるきっかけとなり、踏ん切りが付いた。
最後に、もの書き写真堂が「辞めよう」と思ってから「辞める」と決めるまでに読んだ本を3冊、ご紹介。それぞれ、きっかけ、試行錯誤と決心、最後のダメ押しという、ホップ、ステップ、ジャンプ的な3冊だ。
きっかけ(ホップ)
試行錯誤と決心(ステップ)
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