2012年10月21日日曜日

299 新しいiPod nanoを一週間使ってみて


新しいiPod nano(第7世代)が我が家にやってきて一週間。初代iPod nanoから新しいiPod nanoまで、通勤と昼休みでの使用がメインというライフスタイルは変わらない。
そこで、この一週間の使い勝手を、第4〜6世代のnanoと比較しながら挙げてみた。

では、まず携帯性。
第4、第5世代nanoも縦型だったが、これらに共通するのは、手のひらの中での収まり具合。第4、第5世代は新しいnanoに比べて中央部分が若干厚いが、独特の曲線で側面が薄くなっていたので、さほど持ちにくいという感じはなかった。


それに比べると新しいnanoは角を面取りしているが、表面がフラットなためゴツゴツした感はある。ただ、表面がマット仕上げで第4、第5世代nanoのようにつるつるしていないため、手にはしっくりなじむ。
積んでみました。下から上に第4,5,6,7世代。
第6世代nanoはクリップ型の小型サイズだったので首から提げていたことは前回にも書いたが、新しいnanoは「ひらくPCバッグ」の前面にある丸穴パンチ入りのポケットに収納している。いずれもBoseのヘッドフォンでの使用だが、このヘッドフォン、現行機種はコードの長さが変更できない。nanoを首から提げるのも、バッグのポケットに入れるのも余ったコードが邪魔になるという、nano本体にあまり関係のない事案で試行錯誤中。うむ、困った。

次に操作性。
第4、第5世代nanoはホイールのため、新しいiPod nanoより遙かに操作性は劣る。
ひとつ前の第6世代nanoからタッチパネルになったが、前のエントリーに書いたとおり新しいnanoは画面が約二倍になったことで操作性は格段に上がった。

タップするとジャケット写真表示部分の上に経過時間のバーなどが現れる。
右端の横棒アイコンは、タップするとアルバム収録曲一覧が表示される。

例えば、早送り・巻き戻しをしたいとき、第6世代nanoは画面を右から左にスワイプして表示させる必要があった。
新しいnanoは画面をタップするだけ。これは便利。広い画面を有効に使い、上記のような表示になる。

ちょっと嬉しい機能は、nano側面の音量ボタン中央にある一時停止だ。開封の儀の時はその価値がわからなかったが、これもすでに重宝している。

第6世代で曲を一時停止させるには、電源ボタンを軽く押して画面を表示し、一時停止ボタンをタップ、という2段階だった。
これが新しいnanoだと、音量ボタン中央を押すだけ。まあ、まだ慣れていないので、時々音量が変わっちゃったりしますが(汗)。
これ、急に話しかけられたりした時など、とても便利。慌てることなく、すぐ音楽を止められる。

余談だが、今回のエントリを書くため、第5世代nanoを久々に充電して立ち上げた。
それで気付いたのだが、前回のエントリで「プレイリストがホーム画面から消えて面倒になった」と書いたが、実は第5世代nanoでは新しいnanoのように、ミュージック>プレイリスト、と2段階だったのだ。つまり、新しいnanoの操作は昔に戻ったことになる。それはわかったけど、「なして?」という疑問は残ったまま。昔のnanoがそうだったのでそのうち操作には慣れると思うけど、やっぱりメンドウクサイ。←まだ言ってる。

第5世代nanoの画面。ミュージックをタップするとプレイリスト等が現れる。

おしまいに。
第5世代nanoは、カメラがあって写真やムービーも撮れて、しかもスピーカーまであった(音はめちゃくちゃ悪いけどw)。いろいろ機能を詰め込んでみました的なnanoだったけど、これ、おそらくその後のiPhoneやiPod touchのための実験だったんだろうなぁ。nanoのなかで一番おもしろいバージョンだったけど。

その第5世代nanoを久々に動かしたら、ホイール操作を忘れていて戸惑った。しかも今では「うわっ、使いづらい〜」。当時はこれが使いやすくて満足していたのに。つくづく人間は慣れる動物なんだなぁと実感。
このようなテクノロジーの進化で、いままで不自由を感じていなかったものが、新しいものが出た途端に使いづらくなるという感覚は、むしろ面白いと感じる。

さて、新しいnanoが出たばかりだが、次のnanoはどんな操作・形態になっているか楽しみだ。
そのときはオレンジを出して欲しいなぁ。

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