事の発端は、iOSアプリのDayOneのデータがそっくり消えたことでした。
猫の健康管理記録に使っているのですが、写真を撮ろうと立ち上げるとタイムラインのデータ数がゼロに。2年分のデータが消失!?頭がタイムライン画面のように真っ白になりました。
実は、翌日にDayOneだけの障害ではないことがわかりました。そこで、当日取った行動と翌日の解決編のふたつにわけてお伝えします。
1 当日取った行動
DayOneのデータが消えたということで、このアプリそのものを疑いました。まずはデータを読み込めていないのかもということで、いったんアプリを終了させ再度立ち上げました。でも、データは無し。
もしかしたらiPhoneの具合が悪いのかもと思い、iPhoneの電源をいったん落としてふたたび起動。しかし、これもダメ。
DayOneアプリを削除して、再度入れてみましたがデータは無し。この時点で、完璧に消されたと思いました。
次にやることと言えば、iPad版のDayOneを救出することです。こっちも同期して(上書きされて)データが無くなっては大変ということで、まずはWI-FIをオフにしてからDayOneを立ち上げます。
しかし、しばらくiPadで使っていなかったため、2013年11月4日までのデータしかありません。「いやいや、あるだけマシ」と思い直し、PDFとして書き出しました。これをメールで送るには大容量すぎるので、i文庫HDに読み込んだところ無事に本棚に入れて閲覧ができました。ちなみに1エントリが1ページになってます。
さて、データが消し飛ばされるのはたまりませんということで、代替アプリを探そうかと考えたのですが、まとめてくれて見やすいとなるとやはりEvernoteでしょうか。
この日はここまでで疲れ果て就寝・・・。
2 翌日の解決編
翌日は朝からどうしようかと考えていました。DayOneを使い続けるか、Evernoteに移行するか。そんなとき、ひょんなことからすべてが解決しました。
「すべて」と書いたのは、この朝、別の問題が発覚したからなのです。
(1)iPhoneの「自分のフォトストリーム」フォルダがない!!
実は、MacBook AirのApertureのフォトストリームが前日の8:07の写真を最後に同期していませんでした。これはその日の午前中から気づいていて、「まあ、いつものことだからそのうち同期するだろう」と放置してました。
しかし、就寝直前になっても一向に同期しないのです。
「明日、Airを再起動して、Apertureを再び立ち上げたら同期するだろう」と、この時点でも気楽に構えていて、そのまま就寝。
その翌日、iPhoneの写真アプリの「アルバム」をみると、なんか項目が足りないのです。「カメラロール」と「パノラマ」と「ビデオ」しかない!「自分のフォトストリーム」やアクセスを許可しているアプリのフォルダがそっくり無くなってる!
そういえば、昨日はここから写真を見ていませんでした。カメラアプリのカメラロールから写真を選択したので、「自分のフォトストリーム」を見ていませんでした。おそらく前日から消失していたのだと思います。
(2)「事件」をまとめると・・・
12日07:48
DayOneで猫の健康管理記録をつける。この時はすべてのデータが存在した。
12日08:07
MacBook AirのApertureのフォトストリームが、このタイムスタンプ以降の写真が同期していない。(気づいたのは小一時間後の午前9時頃)
12日18:16
DayOneで猫の健康管理記録をつけようとして、全データが消えていて真っ青。iPhoneを再起動するもNG(上記1を参照)
13日08:18
Apertureのフォトストリームがいまだに同期せず、iPhoneの「写真」アプリを確認したところ「自分のフォトストリーム」フォルダが消失していることに気づく。
(3)そこで、どう解決したか?
まずはiPhoneの「自分のフォトストリーム」フォルダを復活させねばと思い、「設定」>「写真とカメラ」を確認しました。
すると「自分のフォトストリーム」「バーストの写真をアップロード」のボタンがオフになっていました。もちろん自分で外すわけはありません。
家にいても頻繁に写真を写すので、たぶん次に同期するはずだった写真のタイムスタンプが9:00だったことから、このあたりから症状が出ていたのではないかと思います。
それらのボタンをオンにすると、「自分のフォトストリーム」フォルダが出来上がり、写真の同期が始まりました。やれやれ。
ここで「もしや他にも?」と思い、調べてみました。(この時点では「自分のフォトストリーム」が無くなったという一大事に、DayOneの件はすっかり忘れていたのでした。ダメじゃん。)
さて、iPhoneの「設定」の項目を全部見直してみたところ、設定が変えられていたのは「iCloud」と「リマインダー」でした。
「iCloud」の項目のなかにあるメール、連絡先、カレンダー、リマインダー、Safari、メモ、PassBook、写真、書類とデータのボタンが全てオフになってました。これが犯人!?
とりあえず全部オンにしました。
なお、「iPhoneを探す」だけはなぜかオンでした。
「リマインダー」は、「同期」の項目が「過去1ヶ月」になっていたので「すべてのリマインダー」に戻しました。
その他の項目も全部見ましたが、問題なさそうでした。
そうしているうちに、Apertureのフォトストリームも同期し始めました。やれやれ。
ここでやっと「そういや、DayOneの同期の設定はiPhoneの設定のなかにあるのかしら?」と最初の問題が未解決だったことを思い出しました。
DayOneの同期の設定は、DayOneアプリ内の「Settings」から行います。
「Settings」のなかの「Sync」のiCloudのボタンをオンにします。これで解決。
って、iPadでPDFに書き出すときにこの画面を見ているのに、一番上の「Sync」に気づかなかったなんて・・・。iPadだったからかしら?
(DayOneのメニュー画面。一番下にSettingsがある) |
(Settingsの画面。一番上にSyncがある) |
(Syncの画面。一番上のiCloudのボタンをオンにするとデータが戻った) |
とにもかくにも、「Sync」のiCloudのボタンをオンにしたら今までのデータが戻りました。クラウド上にはあったわけで、消滅したわけではなかったんですね。ほっ。
DayOneさん、疑ってゴメン。
3 では、原因は?
わかりません〜。
この件をTwitterでつぶやいたところ、FastEverの作者である@frnkさんも(iMessageだったそうですが)iCloudの同期がなぜかオフになったことがあると教えてくれました。アプリ開発者の方も困ってしまうこの現象、同期しなかったらまずiPhoneの「設定」を確認する、アプリ本体の設定も確認する、というのが解決策ということでしょうか。
ちなみに、12日08:07の写真を最後にフォトストリームが同期しなくなったと同じ頃、「そういえばiPhoneのEvernoteをしばらく使ってないので同期がどうなってるかな?」と立ち上げました。
そのとき、Evernoteアプリから「メアドを確認してください」というポップアップメッセージが出て、「このメアドでいいですか?×××@××××××」と言われて、OKボタンか何かを押しました。すると、このメアドあてにメールを送ったのでそこのボタンをクリックしてメールアドレスの確認をしてねと言われてそのとおりにしました。
これが原因とは思いませんが、なんか時間が時間だけに。
いずれにせよ、クラウドまたはアプリにデータ保存を頼っているとこういうときに焦りまくるということを再び体験しました。(以前はEvernoteで体験しました。)
本格的に考えないとダメですね、これは。
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