もの書き写真堂は、神社とその建築物を見て歩くのが好きです。
北海道神宮は折に触れ良く行くのですが、拝殿の奥にある本殿に続く扉が開かれるのをこれまで見たことはありませんでした。
冒頭写真は(神宮のカメラマンさんの頭が写ってますが)大晦日の祭事の時のものですが、大晦日であってもここが開かれてはいませんでした。
おおよそ写真のように扉の前に御神饌が供されるのが常のようですが、本当に特別な日の祭事の時には開かれるということがわかりました。
北海道神宮の例大祭は6月15日なのですが、9月1日は「御鎮斎記念祭」という神宮の開拓三神がおまつりされた日、つまり北海道神宮のはじまりの日なわけです。2014年はちょうど145年目とのことです。
拝殿で行われた記念祭は関係者や招待者のみの参列でしたが、お賽銭箱のあたりからは一般の人でも見ることができました。(他の参拝者の邪魔になるのでずっと陣取るわけにはいきませんが。)
神官が祝詞をあげてから神前の扉が開かれました。重たい木の扉がこすれているのか、ものすごいきしみ音がしました。
下の写真は祭典が終わった後ですが、こんな感じです。
尾頭付きの鯛や野菜、重ね餅などの御神饌を下げているところです。(生の鯛をそのままにするのかと思いましたが、違いました。)
御簾の奥にうっすらと大きな鏡のようなものが見えました。
2014年10月5日には「明治天皇御増祀50年式年大祭」が行われますので、再び扉が開かれるのが見られるかもしれません。
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