バージョンは8.0、iPhone 5s、auです。
- メールが送信できない。(受信はできる。）
- 機能制限(ペアレンタルコントロール）が自動でオンに。
- カメラを起動したら画面が真っ黒。
以上の不具合が起こりました。
1．メールが送信できない。(受信はできる）
これが一番致命的な現象です。
ただ、iPhoneからメールを送信するのは、「出先でメールを出す」「自宅・出先においてクリップしたURLをメールで送信する」ぐらいで、だいたいは自宅のMacでメールの送受信をしています。
iOS8にしてから、クリップしたメールを自分宛に送ろうとしたところ、「送信完了しました」とアプリ側（おもにスマートニュースというアプリです）からメッセージが表示されますが、一向に受信されません。以上は、自宅のWI-FI環境からの操作でした。
「iOS8では自分宛にメールを送れなくなったのかしら？」と疑問に思いつつも、別の方法でURLをメールをMacに渡して(メモ帳を使いました）作業していました。
ところが、外出先で友人にメールを送ろうとしたところ、同じ状態になりました。
「これは何か設定がおかしくなったのかも？」と、「設定」を開いて心当たりを見て行きますが、問題はなさそうです。
たまたまAppleStore札幌の前を通ったので店員さんに聞いてみました。
すると、「宛先が指定されていないからですよ」と、当方のミスだとこともなげにおっしゃる。
「ちゃんと宛先を指定しましたよ」「いえ、してません」の押し問答。
でも、宛先を指定してない（受信者を未入力）と下の写真のように、「送信」をタップできません。そもそも送ることができないのです。
では、なぜ宛先を削除されて未送信になってしまうのでしょうか？
しかし、帰路の途中でも(4G)、帰宅しても(WI-FI）送信できません。
改めてググってみると、こんな記事がありました。
iOS 8アプデ後にメール送信ができなくなる不具合が発生中の模様 : スマホ口コミ評価速報
ここに書かれている症状は、
- 新規メールが送れない。（返信はOK）
- 宛先欄にひらがなで宛先を入力すると送信されない。
- キャリアに無関係に発生している。
とのことで、まさにこの状態です。どうやらiOS8のバグとのこと。これでは個人が対処しようもありませんね。
当面の応急処置も書かれていて、
- 「連絡先」から宛先を指定してメールを作成する
- アルファベットで宛先を入力する
とのことです。
ちなみに、AppleStoreの店員さんが指示した再送の操作はまさに「連絡先から宛先を指定」でした。
当面この方法で対処し、アップデートを待ちましょう。
2．機能制限（ペアレンタルコントロール）が自動でオンに
この症状は機能制限がオンになったのを発見したのではなく、Appのバックグラウンド更新がグレー表示になって操作できなくなったことが発端でした。
「どうして触れないんだろう？」とTwitterでつぶやいたところ、フォロワーさんから「機能制限がオンになっていると思いますよ」と教えてもらい、確認したところまさにそうなっていました。
これは機能制限をオフにすることで、すんなり解決しました。
でも、なぜOSのアップデートをしたらオンになったのかは不明です。以前にも、フォトストリームの設定がおかしなことになったことがありますので、OSのアップデート後は設定の中味をチェックしたほうがいいですね。
3．カメラを起動したら画面が真っ黒
これは本日（2014年9月25日）早朝に一度だけの現象なのでOSのアップデートと関係があるのかは微妙です。
毎朝、定点観測で屋外を撮影しているのですが、最近は日の出前でかなり暗いため、そのせいで真っ暗にみえるのかなぁと思っていました。それでも、iPhoneを動かせば暗いなりに画面内は動くはずです。それになんだか画面の上のアイコンがすかすかした感じも。
部屋を明るくして確認すると、案の定真っ黒。これはレンズが壊れたかとも思ったのですが、外見上は問題なし。じゃあ、他のアプリで撮影してみようということでDayOneを立ち上げました。するとカメラはハード的に問題なく動作しています。写真も問題なく写せました。
そこで再度純正カメラに戻ったところ、正常に動作するようになりました。先のアイコンがすかすかしていたのは、フラッシュのオンオフのアイコンが消滅していたということがわかりました。
これも原因はわかりませんが、とりあえず「他のカメラアプリなどで撮影してから、純正カメラに戻ってみる」というのは有効かもしれません。
以上です。
（追記）2014年9月29日
9月28日にiOS8.0.2にアップデートしましたが、メール周りの改善はなかった模様です。しばらくは上記１に書いた対処法でしのぐしかないようです。
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