2014年9月18日木曜日

0932 「こう見えて肩書きは重要文化財」な黒猫に会える「菱田春草展」東京国立近代美術館

2014年10月、「おそらく日本で超有名な黒猫の部類に入るんじゃなかろうか?」という猫に会うことができます。
もっとも生きている猫ではないのですが、菱田春草が描いた重要文化財の日本画「黒き猫」というタイトルの絵です。

この日本画が展示されるのは、2014年9月23日から東京国立近代美術館で開催される「菱田春草展」です。(2014年11月3日まで)

チラシの文言がしゃれていて、この黒き猫に「目が合ってしまいましたね。さてはあなた、猫好きですね?(中略)こう見えて肩書きは、重要文化財です。」と語らせています。

作品の一部は前期・後期で入れ替え制となっており、この「黒き猫」は後期の10月15日から11月3日でお目見えします。前期では、他の黒猫2作品、「白き猫」を見ることができます。(詳細は公式サイトの「みどころ」にあります。)

菱田春草展/2014年9月23日(火・祝)~11月3日(月・祝)/東京国立近代美術館
菱田春草展の公式サイト






それにしても、展示タイトルにも黒猫、ウェブブラウザのURLの先頭にも黒猫。さらに、公式サイトから購入できる「猫ペアチケット」なるものが。
これは2枚1セットになっている前売り券で、購入手続き後に自宅でプリントアウトしたチケットを持っていくと会場入り口で「黒き猫」と「白き猫」の柄のチケットに交換してくれるのだそうです。

ただし、前売り券ですので、9月22日までに手続きが必要です。急がねばっ。

ちなみに、チケットは2人で同時あるいは別々に、ひとりで前期と後期を観覧してもいいのだそうです。お値段は2千円です。

そういえば、先日、本棚を整理していたら上記のようなものが出てきました。
西暦が入っていないので調べてみたら、1998年に北海道立近代美術館で開催されたもので、このときに「黒き猫」も展示されていたようです。全く記憶にございませんですので、今回はしっかり記憶に刻みつけに行こうと思います。

なお、冒頭で紹介しましたチラシの全文を読みたいけれどチラシをゲットできそうにない方は、iOSアプリ「チラシミュージアム」にて開催期間終了まで閲覧できます。


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