2012年5月30日水曜日

171 「とりあえず5年」のワークをやってみた Part2 残り5年の棺桶リスト


「とりあえず5年」の生き方、ワーク実践第2回目。
また究極のワークが待っている。さっそくやってみよう。

1 人生で一番大切なもの=時間


「大切なもの」の価値を計る一番のものさしは、「取り返しのつかなさ」。
それが「時間」。
この「取り返しのつかないもの=時間」を大切にして生きることが、「後悔しない生き方」のためのヒントになるのだとういう。

過ぎ去った過去は、どんなことをしても取り返すことができない。我々にできるのは、「今、このときを大切にする」ことだけだ。

人生の大切なことで「いつでもできること」などじつは、ほとんどないのです。これが「本当に大切なこと」であればあるほど、「それをすることができるのは、じつは、今をおいてほかにない!」し、それをできるチャンスは「二度と戻ってこない!」のです。

もの書き写真堂の座右の銘(?)「思い立ったが吉日」もこれに近い考え。前にも何度か書いたが、めまい持ちでいつ倒れるかわからないので、「明日やろう」ができないことも関係しているんだけど。「今できることは、今やる」もモットーのひとつだ。

さて、ワーク5は、

「後悔しない人生のための5つのポイント」

1 次の5つのポイントが、今の人生にどれだけ当てはまっているか、○△×で判定してみる。
  1. 「いつかしたい」と思ったことは、できるだけすぐに、実行するようにしている。
  2. 「大切な人と過ごす時間」を何よりも優先している。
  3. 今日一日が「人生最後の日」になってもかまわないと思えるほど、心を込めて生きている。
  4. 本当にしたいかどうか、わからないことは「しない」ようにしている。
  5. 自分がこれからしたいこと、やりたいことに思いをはせる「ひとり時間」を大切にしている。

2 この5つのポイントのうち、「自分に欠けているもの」あるいは「もっと大切にしていきたいと思うもの」を3つ挙げる。

3 2で挙げた3つをうまく生かせることができるようになったら、人生はどう変わるか具体的に書き出してみる(いくつでも)。

もの書き写真堂は、5つのポイントの3番が×、1.2が△、4,5が○だった。
このダメダメなポイントを生かせることができたら、どう変わるか?
  • 部屋が片付く。つまり、「明日死ぬかもしれない」→親族その他が家に入る→とっちらかってると末代まで語り継がれる→それはまずい→日々片付ける・・・となる、はず。
  • すぐ実行に移したら、悩みが半減、頭のなかもすっきりする。
  • 大切な家族(猫)と過ごすために、仕事を辞める(定年まで猫の寿命は待ってくれない)。フリーでやる。
こんなところかな?

2 逆算式人生5カ年計画法による「悔いのない人生」のつくり方


日本人は生命保険に入るのが好きとよく言われる。でも、それは残された家族へのお金の保障。それも大事だが、悔いのない人生を送るために必要な保険はなにか?
急に死んでも「保険により、あと1ヶ月分の寿命をお支払いします」なぁんていう自分のための保険があったらいいなぁ。
 
「明日死ぬことになっても、後悔しない生き方」――それが人生最大の生命保険なのです。

そんなSFみたいな時間保険はないから、悔いの残らないように今日を生きる。そのために、著者が提唱するのが「逆算式人生5カ年計画法」だ。

著者はカウンセリングの経験から、人生は5年区切りで変わっていくと実感した。確かに、5年後ならかなり具体的に思い描くことができる。
ただ、この計画法は「今」を起点に未来を描くのではなく、「未来のある時点」から今の自分を振り返り見つめ直すという逆算式の手法を取る。

たとえば、今35歳なら40歳になった時になっていたい姿を思い浮かべ、その40歳の自分が現在から3年後(38歳)までになっている姿、1年後(36歳)、半年後、3ヶ月後と、ボトムダウンしていく。あくまで未来の自分からみた姿だ。今の自分からじゃないところがキモ。これは結構、想像力が必要かもしれない。

ということで、価値観型のもの書き写真堂は、なりたい5年後がどうにも想像できない。
そこでワーク6が威力を発揮する。

「あなたのバケット(棺桶)リスト 5年バージョン」

  1. もし5年後に死んでしまうことがわかっているとしたら、悔いの残らない生き方をするために、「これだけはしておきたい」と思うことは何か?(5つほど書き出す)
  2. 1にランキングをつけて理由も記入する。
  3. 描いてみて感じたこと、これからの5年の生き方に生かしていきたいことを書き出す。

一番最初のワーク「バケットリスト」は半年だったが、今度は5年後だ。

書いてみた。ちょっとアレなんで、ざっくり書き直すとこんな感じ。

  • 猫とまったり暮らす(はい、ブログのタイトルですっ!)
  • 描いたもの・書いたものを発表する
  • 西オーストラリア撮影旅行と、その旅行記をブログあるいは本にする
  • 日本桜行脚
  • 某声優さんの声の編集とデータベース作り
  • 撮りためた猫ムービー(すんごい膨大な量・・・)の編集
もの書き写真堂にとっては今いる猫どもが大事な家族なので、これまでないがしろにしていた分、もっと一緒に過ごしたいという強い思いがある。
一方で、大好きなオーストラリア(特に西オーストラリア)に行って、写真を撮りまくりたいという願望も。ちょっと一番強い思いと矛盾してるんだけど。
いずれにしても、「もし5年後に死んじゃったら?」という究極の条件下で出てきた答えだから、たぶんこれに尽きるんだろう。

「逆算式人生5カ年計画法」の歳代の効用は「自分の人生で一番大切なこととは何かが、自分自身でハッキリとわかるようになる」ことです。

また、人間は「本当は一番にしなくてはならないこと」を忘れてしまいがち。著者は「逆算式人生5カ年計画法」を実行するために手帳を活用して毎日見返し、ちゃんと悔いの残らない生き方を実行できているかどうか、絶えずチェックすることを勧めている。

今回はここまで。
なお、ワーク4は割愛させていただいた。気になる方は本をチェック!



【こちらもあわせてどうぞ】
「とりあえず5年」のワークをやってみた
Part1 残り半年の棺桶リスト
Part2 残り5年の棺桶リスト←いまここ
Part3 お金に関するMy哲学
Part4 「いつかしたい」は「今やる」!
Part5 逆算式人生5カ年計画法を具体化しよう
Part6 最終回 やらないことを決める

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