しばらくアナログお絵描きをしていたら、いつの間にかPaperがアップデートしとりました。
Paper by FiftyThree カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
変わった点はノートブック間で絵の移動ができるようになったこと、使える色が増えたこと、有料ですが色をミックスできる機能を備えたことです。
絵の移動は、現在のノートブックから別のノートブックへと移動させる、あるいは同じノートブック内でページを移動させるもの。移動したい絵を長押ししてホールドしながら、もう一方の手で移動したいノートブック(あるいは同じノートブック)を開いて希望のページ数のところでドロップします。これは特にノートブックを整理するときに便利です。それにしてもこの両手を使う動作、おもしろいですね。
ただ、下書きした絵を別の手法で描きたいときがたまにあるので、移動だけじゃなくコピーも出来たら便利かも。たとえば、このまま鉛筆デッサンでとっておきたいけど色塗りもしてみたい、というようなとき。まあ、めったにないですが。鉛筆デッサンまでの絵をスクショに撮ってフォトストリーム、という手段などがあるからいいのかな?
・・・と思ったら、ありました。
今回のアップデートで加わった機能で、画面の+(プラス)のアイコンを長押しすると、表示される「Duplicate」がそれ。ノートブックを丸ごと複製とページの複製のいずれかができます。
ノートブックが並んでいるときに押すと、同じノートブックがまるごと複製され、ページを開いているときはそのページが次のページに複製されます。をを!欲しかったのはこの機能ですっ!
・・・と思ったら、ありました。
今回のアップデートで加わった機能で、画面の+(プラス)のアイコンを長押しすると、表示される「Duplicate」がそれ。ノートブックを丸ごと複製とページの複製のいずれかができます。
ノートブックが並んでいるときに押すと、同じノートブックがまるごと複製され、ページを開いているときはそのページが次のページに複製されます。をを!欲しかったのはこの機能ですっ!
使える色も追加されました。
アップデート後に立ち上げた時は下図のようになっていて「えっ?色が減った?オレンジがない!」と焦りましたが、色パレットの部分を上下にフリックすると他の色が現れました。4面×7色=28色もあります。
ちなみに以前のバージョンは9色でした。9色でもブレンドしたり、濃淡で描き分けたりすることでバリエーションを増やせたので、28色ともなると描ける対象も増えますね。
アップデート後に立ち上げた時は下図のようになっていて「えっ?色が減った?オレンジがない!」と焦りましたが、色パレットの部分を上下にフリックすると他の色が現れました。4面×7色=28色もあります。
ちなみに以前のバージョンは9色でした。9色でもブレンドしたり、濃淡で描き分けたりすることでバリエーションを増やせたので、28色ともなると描ける対象も増えますね。
でも、限られた色でどれだけ描けるかを考えるのも楽しかったんですけどね。
ユーザーが長期にわたって使いこなしているうちに、それも限界に達したのかもしれません。
色のミキサーはまだ購入していないので、この使用感はまた後日。
さて、本題。
このアプリを初めて紹介した時、「筆のベタ塗りがムラになって、アプリに付いている作例のようにうまく塗れん」と感想を書いたんですね。筆の始点と終点が濃くなったりする。
ところが、アップデートしたせいなのか、ちょっとコツをつかむと意外とムラなく塗ることができるのに気づきました。(なお、使用した筆はツールトレーの一番右の毛筆アイコン。作例は特段の記述がない限り、指で作成しています。)
そのコツとは、以下の3つ。
1 塗りたい部分をひと筆描きする。
一度指を離すと上塗りと判断され、色ムラができる。これが以前、ムラになるとこぼしていた原因のようです。
2 力を均等に入れて、同じところを何度もなぞる。
指で描く場合、iPadの表面を滑るくらいの軽い力では、ひと筆描きでもムラになることがあるので、ある程度力を入れる。結構、疲れます。人差し指の指紋が消えそう。
Jot ProやBamboo、Su-Penはそれほど力を必要としませんでした。普通に持って、均等な力をかけるだけでOK。
Jot ProやBamboo、Su-Penはそれほど力を必要としませんでした。普通に持って、均等な力をかけるだけでOK。
3 それでもムラが出たら指やペンを画面から離さず、再度上から塗る。
上図の1のように輪じみや、2のようにムラが出たら、指やペンを離さないように(ひと筆描きをやめずに)再び上から塗ると、これらが消えます。
ひと筆描きの最中では上塗りとは判断されないのか、色が濃くなることはありません。
Jot Pro、Bamboo、Su-Pen、指と4種類でやってみた結果がこれ。
Jot Proは端までムラなく塗れました。やはりペン先が細いからでしょうね。
意外とスムーズに広い面積を塗れたのが、Bamboo。
一番疲れるのが指でした。
以上に注意して描いてみると、ベタ塗りがうまくいきます。
しかし、こんなスムーズな描画、前バージョンにありましたっけ?
おまけ。
色を濃くしたい場合は、何度かひと筆描きを繰り返すといいです。
図は3回塗ったところ。これでパレットの色と同じくらいの濃さになりました。この時もひと筆描きにするとムラが出ません。
ただ、連続して行うとアプリの処理がついて来られなくなり、ひと描画分飛びました。
この現象はまだ1、2回しか現れていないので連続ひと筆描きのせいとは断定できませんが、大きな面積を塗った後で飛んでしまっては泣くに泣けない。複数回のひと筆描きをする時は、少し間を開けて描いたほうがいいかも。
また、端っこはどうしても輪じみが残ります。これを消したい時は、塗りたい部分より大きめに描いて、はみ出たところを消しゴムで消します。力技ですね。結果オーライとも言いますが(汗)。
先にも書きましたが、Jot Proだと割と端までムラなく塗れるので、消しゴムいらずでオススメ。こちらのほうが端が自然に残るのでいいかもしれません。
以上、お試しあれ。
【こちらもあわせてどうぞ】
143 PaperというiPadアプリを使ってみた
184 iPadアプリ「Paper」が The 2012 Apple Design Award を受賞
210 スタイラスペンJot Proの威力はいかに?
【こちらもあわせてどうぞ】
143 PaperというiPadアプリを使ってみた
184 iPadアプリ「Paper」が The 2012 Apple Design Award を受賞
210 スタイラスペンJot Proの威力はいかに?
0 件のコメント:
コメントを投稿