ねこまたり: 0845 STYLUS1で暗所の雅楽と巫女さんを撮る

(ISO3200 242mm f2.8 1/100)

例年、6月14日から16日に行われる札幌まつり。（例大祭としては17日も北海道神宮にて行事があります。）
6月15日には北海道神宮職員による雅楽の演奏があり、OLYMPUS STYLUS1の慣熟訓練を兼ねて鑑賞してきました。

巫女さんの舞が付いた楽曲もありましたので、巫女さんメインでいきますか。
（写真はすべてトリミングなし、露出優先、WBはタングステンです。）

演奏の前にちょっとした解説があり、それによりますと雅楽とは大陸から伝わった曲、神楽とは国内で作られた曲なのだそうです。
まずは楽器奏者の写真から。

(ISO3200 300mm f2.8 1/60)

下の琵琶奏者の写真もそうなのですが、中央の奏者にパネルタッチでピントを合わせたはずが、心なしか後方の白装束の奏者にピントが来ているような気がします。

(ISO3200 300mm f2.8 1/50)

(ISO3200 300mm f2.8 1/40)

上の写真は白装束がほとんど画面に入らなかったせいか、琵琶奏者にピントが来ています。白いものにピントが引っ張られる？

この日は、雨天により拝殿内での演奏になったため、室内と天候による暗さのダブルパンチとなりました。画像が荒れるのでISO感度はあまり上げたくなかったのですが、やむを得ず3200まで上げました。
それでも、開放値f2.8で1/50程度のシャッタースピードしか稼げませんでしたので、動きのあるものは厳しくなります。巫女さんの舞はどうなったでしょうか？

この日は２つの舞が披露され、総勢8名の巫女さんが華麗に舞いました。
ちなみに巫女さんがほとんど背中を向けているのは、舞は神様に奉納するからですね。つまり巫女さんが向いているのは神様をまつっている本殿の方向というわけです。

(ISO3200 220mm f2.8 1/80)

(ISO3200 92mm f2.8 1/100)

(ISO3200 182mm f2.8 1/100)

(ISO3200 76mm f2.8 1/100)

(ISO3200 136mm f2.8 1/80)

(ISO3200 84mm f2.8 1/80)

(ISO3200 242mm f2.8 1/80)

(ISO3200 300mm f2.8 1/60)

(ISO3200 300mm f2.8 1/80)

やはり動きがあるせいか、シャッタースピードの遅さが致命的。小さいサイズで見る分には目立たないのですが、ISO感度の高さも相まって荒れた写真になってしまいました。
今回はSTYLUS１で撮影することがメインでしたので、Nikon Dfとf1.8の50mmレンズを持っていかなかったことが悔やまれます。

ちなみにiPhone 5sで撮影したのが下の写真になります。ズームすると画像が荒れるので、控えめに64mmで撮影してトリミングしています。

(ISO320 300mm f2.2 1/17)

さて、巫女さんではありませんが、このほかに動きの速い「蘭陵王」という舞が披露され、ISO3200でもつらかったためやむを得ず6400にまで上げて撮影しました。やはり6400はムリがありそうです。

まず、3200で撮影したものが下の写真です。被写体ブレ。
余談ですが、夢に出てきそうなほど不気味な面ですね。