昨日(2014年6月28日)の朝、週アスPLUSのこんなニュースが飛び込んできてしっかり目が覚めました。「ああ、やっぱりか・・・」と、予感が現実となったことを知りました。
今年のWWDCの基調講演で「Photos」というアプリが発表され、iCloud Photo Libraryなるものも登場するということでiPhotoは終わりだなぁとは思っていたのです。そして、ここのところずっと大きなアップデートもないままのApertureもいよいよかもと思った直後に、「アップルが新たに殺そうとしてるものリスト」というギズモード・ジャパンの記事のなかにもApertureが入っているのを見て(述べられている理由が違う気がしますが)、予感がほぼ確信となりTwitterで思わずつぶやきました。
今回の発表で「Apertureはどうした!」と思っていたので、何ともはや(^^;;→ アップルが新たに殺そうとしてるものリスト : ギズモード・ジャパン http://t.co/nNDAKscbrp #SmartNews
— もの書き写真堂 (@mono_shashindo) 2014, 6月 3
そして今回のAppleの公式発表で現実となったわけです。
もう「ああ、やっぱりか」しか感想が出ないですね。これまでのAppleの対応に「AppleはApertureを続ける気があるのかな?」と思いながら使っていて、個人的にもどことなくあきらめモードでした。
「Apertureやめるって、このモヤモヤした思いをどうしてくれるっ!」と思っていたところに、@ogikubokei師匠がApertureに対する思いの丈をつづっておりました。Apertureユーザー必読です。
もの書き写真堂はApertureを使い始めてまだ3年ですが、師匠のように写真を体系的に管理する域に達する前にAperture終了となってしまいました。
全ての猫写真をApertureで編集・整理してiPadで閲覧という計画も頓挫でございます。
師匠が書いているとおり、Apertureは写真編集ソフトではなく写真向け統合ソフトというのは同意ですね。AppleのOSやマシンと同様に感覚的に使える、これが良かったのです。
それに、iCloudで同期するのでMacどうしで写真を共有できるし(iMacで吸い上げたNikon DfのデータをMacBook Airで見ることができる)、写真があふれかえってとんでもないことになるのですがiPhoneの写真の「コレクション」にもDfやOLYMPUS STYLUS1で撮った写真が反映されるのでなかなか便利だったんですよね。
さて、「これからどうするか?」ですが、今日明日にもなくなるわけではありませんのでひとまず今まで通り淡々と使う、そしてLibraryにある写真を写真用の外付けHDDに書き出す作業をしようと思います。
この写真用外付けHDDというのは、「アプリというのは製作者の都合で突然なくなることもある。そんなとき保存していたデータを見られなくなったら困る」という思いのもとに、Apertureの写真データを定期的に保存するため用意していたものでした。
そういえば、以前、ApertureではなくiPhotoでしたが「万が一なくなったときのためにLibraryのなかの写真を別途保存する方法を知りたい」とAppleStoreの人に聞いたときに「そんなことしなくても大丈夫ですから」というような事を言われたけど食い下がって聞き出したのはそれほど遠い昔でもなかったような・・・。
→0142 iPhotoのデータをiPhoto Library以外に保存する方法
→0142 iPhotoのデータをiPhoto Library以外に保存する方法
ちなみにApertureのデータ保存方法も同じやり方になりますが、Libraryの整理とあわせて書いた記事がこちらです。
→0676 Aperture Libraryが肥大化したのでダイエットしてみた
そんなわけで、「Apertureがなくなるよ〜」と言われても、「1日待ってくれ!」くらいでなんとかLibraryデータをHDDに移せそうです。
写真編集は従来どおりPhotoshopがありますし(ややメンドウクサイ作業は写真を書き出して、フォトショにバトンタッチしていました)、RAW現像は・・・Lightroomの使い方が分かりません・・・。
さて、PhotosにどれだけApertureの機能が盛り込まれるのでしょうか?これがやや心配のタネですね。Apertureが上級者向けということを考えると、全てのユーザー向けっぽいPhotosにそこまでてんこ盛りにすることは考えにくいですね。
せめて、Apertureにある、この閲覧性の良さ、管理のしやすさだけは引き継いで欲しいものです。
師匠じゃないですが、「どうにかしてください」と強くAppleに言いたいですね。
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