2013年3月19日火曜日

424 ペーパーフィルターでいれるコーヒーのコクを出すには?


先日、「しろくまカフェ」というアニメを見ていたら、コーヒー焙煎の話を取り上げていた。
(第47話「まだまだ焙煎ってナンダ!?)

テレビ東京・あにてれ しろくまカフェ







コーヒー焙煎士を目指すマサキくんという青年が「ペーパーフィルターでいれたコーヒーにコクがないと言われた」としろくまカフェのマスター・シロクマくんに相談。「同じ豆でもいれ方次第で味が変わる。ペーパードリップはコクの少ないスッキリした味にしかならない」とシロクマくんが説明していた。

さらに、コーヒーの味は器具によって変わり、コーヒーフィルター、ネルドリップ、コーヒープレスの順にコクが出るんだそうな。コクを左右するのは豆の油、油分の濃さによるという説明に、おお!と納得した。
以前、油漉しの紙が無くなってコーヒーのペーパーフィルターを代用したことを思い出したのだ。


つまり、ペーパーフィルターでいれるコーヒーは、コクを出す豆の油分をしっかり濾過して取り除いてしまってるというわけだ。
でも、ネルドリップなどは道具の管理が面倒ですよね。
そこで、ペーパーフィルターでもコクが出る方法を考えてみた。

その方法はとても簡単。ペーパーフィルターでいれたコーヒーに豆の油分を足せばいいわけだから、挽いた豆の粉を少しコーヒーに加えればいいじゃないか!というわけ。
油分は少ししかなくても意外にコクは出る。なので、コーヒー1杯に対し、ティースプーン半分くらいの粉。これをコーヒーサーバーに先に入れておく。カップに直接コーヒーを抽出する時も同様に、カップに粉を事前投入。


ただ、カップに直接だと大きな豆の粉が表面に浮く。コーヒー豆のチョココーティングというお菓子があるくらいだから食べても問題ないけど、舌触りがちょっとアレです。(ちなみに、先のシロクマくんは「上手に焙煎されたコーヒー豆は、そのまま食べてもおいしい」と言っておりました。)


1杯であってもサーバーでいれて、茶こしで濾すのがいい。細かい粉末は無理だけど、これはあまり舌触りに影響しないし、静かにしていれば最後に底にたまるので問題なさそう。もちろん飲んじゃっても大丈夫。
また、抽出後に蒸らし時間を設けなくても結構油分が出ます(コーヒーの表面に浮いてます)。少々の時間をおくのもよさげですが、やり過ぎるとコーヒーが冷めてしまうので要注意。

さて、お味のほうですが、これがまた自分でいれたの?ってくらい違う。うまい!
こんなに違うの?と実感。お試しあれ。

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