旅日誌の食べ物編、最後はお土産。
松江といえば和菓子が有名。でも生菓子だったり、移動中に形が崩れそうだったりと、飛行機を乗り継ぎして北海道まで帰るのは心許ない。
そんなとき、松江シティホテルのフロントに、お土産一覧のチラシが。
ホテルと近所のお店が提携して、割引や特典が付くというもの。そこに「一力堂」という老舗の和菓子屋さんがホテルから徒歩5分圏内にあったので行ってみた。
松江銘菓 和菓子 御菓子司 一力堂
お店の造りはそれほど古いという感じはなかったが、店の一角に昔使っていた道具(干菓子の型)などが展示されていた。
店内では主立ったお菓子の試食もでき、味見をしながら選べるのがうれしい。店員さんから渋めのお茶をふるまわれ、これが和菓子に合っておいしかったです。松江はお茶も有名ですしね。
ふと目に付いたのが、ホテルのお土産一覧にも載っていた「ハーンの羊羹」。お店の人の説明によると、ラフカディオ・ハーンが好んだ羊羹で、ハーンが東京に引っ越した後も松江から取り寄せたそうです。それと同じかどうかわかりませんが、同じ時代にこのお店で作られていた製法をもとに復刻した羊羹だそうです。
味見をしてみると、練り羊羹にしては歯触りがやわらかく、甘みも控えめ。べとべとしていない。これはいい。それに小ぶりなのでそれほどかさばらないだろう。ということで友人へのお土産はこれに決定。(自分の分は買わなかったので、写真はありません・汗)
ハーンの羊羹|松江銘菓 和菓子 御菓子司 一力堂ハーンの羊羹。取り寄せもできます。
が、しかし、ここに落とし穴がっ。帰宅後計ってみたら、1本250g。確かに軽い。だが、これを6人分購入すると、6×250g=1500g=1.5キロ!
さすがのリモワ サルサ エアーも重くなるってもんです。機内の頭上の棚に入れる時に四苦八苦しました。荷物、預ければよかった・・・。
さて、職場へのお土産は数がキモ。数十人の職場なので軽くて数が入っているものがいい。空港ならこの手のお土産に事欠かないということで、帰りの出雲空港でチェックした。
さすが遷宮の年だけに関連グッズやお菓子が目立つ。ちょうど職場の人数分が入っていたので、出雲大社クッキーにした。「大遷宮」という文字も包装に入っているし。
さすが遷宮の年だけに関連グッズやお菓子が目立つ。ちょうど職場の人数分が入っていたので、出雲大社クッキーにした。「大遷宮」という文字も包装に入っているし。
って、待て。
中身のクッキー、見たことあるぞ。たしか5年前、同僚が出雲方面に出張に行ったときにいただいたお土産だ!「ああ、いつか行きたいなぁ」と思ったので強く印象に残っている。間違いない。
つまり、外側の包装を変えただけ。中の個包装は変わってませんでした。商魂たくましいというかなんというか。しかし、おいしいクッキーなので、包装が元に戻っても大人数の職場のおみやげにオススメです。
【こちらもあわせてどうぞ】
エントリ数が多くなってきたため、「出雲・松江旅日誌2013 もくじ」にまとめました。
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