毎年10月になると、北海道産のかぼちゃが1玉198円くらいでスーパーの店頭に並びます。
ほくほくでおいしいのは「みやこかぼちゃ」と呼ばれる品種。甘いものに当たるとかぼちゃスープも絶品の味に。
まず、かぼちゃを購入すると1週間〜2週間、室内の日の当たらない涼しいところに転がしておきます。冷蔵庫はNGです。これで糖度を高めるわけですが、あまり長期に転がしておくと腐ってしまうので要注意です。ヘタと反対側のおしりのところでチェックしますが、なかなか分かりづらいです。その場合は1週間くらいで転がすのを切り上げます。
包丁の刃を傷めないように切り、皮もある程度落として幅1.5センチ、長さ2〜3センチの扇状に切って皿に並べます。緑の皮が付いていたら料理の色が悪くなりますが、家庭ではそれほど神経質になって皮を厚くむくことは無いと思います。もったいないですし。
切ったものを電子レンジの根菜メニューで加熱調理したら、ポテトマッシャーでつぶします。これ、意外とうまくいきますよ。そこそこ繊維もちぎれますので裏ごしの効果もあります。
もの書き写真堂は、ポテトマッシャーをポテトで使ったことがありません。もっぱらかぼちゃ用。これ、オススメです。
ポテトマッシャーで処理したものを好みの分量に取り分けて、ラップに包んで冷凍保存します。
以前は、カボチャスープのためにコンソメで煮詰めてから冷凍していたのですが、その煮詰める鍋の中がまるで泉源近くにある熱い泥池のようにボコッボコッと吹き上がり、飛沫でやけどの危険があるため止めました。(追記:「突沸」という現象らしいです。)
(こんな感じに、スープ1回分ずつ個包装します。) |
かぼちゃのポタージュを作る場合(1人分)は、
- 鍋に水を80〜100cc入れ、固形コンソメ2分の1個を入れて火にかける。
- コンソメが溶けたら、上記で下ごしらえしたかぼちゃを8分の1個分(80〜100g)入れる。(前もって1回分に個包装して冷凍するのが吉)
- お好みの分量の牛乳を入れ(だいたい50cc、多くしたい場合は最初の水を減らす)、沸騰する前に火を止めてできあがり。
- 塩味が薄い場合は適宜加える。かぼちゃの甘みが少ない時は砂糖を加える。
なお、かぼちゃ団子を作るときは、裏ごししてまだ熱いうちに片栗粉を加えて良く混ぜ合わせます。かぼちゃ:片栗粉の比率はだいたい、3:1または4:1にしています。お好みで加減してください。これを丸めて平たくし、フライパンにバターを敷いて焼くとおいしいです。
冒頭写真は、かぼちゃ団子をオシャレに盛りつけたものです。メープルシロップをかけてあります。右にあるのは、ラムレーズン入り煮リンゴです。
また、片栗粉を加えたものを円柱状にして冷凍し、料理する時は半解凍の状態で1センチ幅に切ると型崩れせずに作業できます。(クッキー種でよくやる作業ですね。)
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