2014年5月22日木曜日

0820 もの書き写真堂流医者のかかり方

もの書き写真堂、めまいやら花粉症やらいろいろ持病がありまして、さらに以前受けた手術の経過観察が年に1度あったりと、病院とはなかなか縁が切れません。先日かかった整形外科で受付のおねえさんに「お久しぶりです!」と明るく言われたときは、どう返そうかちょっと悩みました。

それはさておき、これまでの通院経験から実践していることを少々。
といっても、救急車で運ばれる場合には適用できませんが、普通にかかる時の参考にしていただければ。


実践していることは、次の4つです。
  1. どんな症状なのかまとめたメモを作っていく。(過去の経緯があればそれも)
  2. 先生と話すときは、そのメモを見ながら最初に「症状は○個あります」と言う。
  3. 病院の後に他の予定を入れない。
  4. 待ち時間を利用する。
  5. 空腹状態を避ける。

1 どんな症状なのかまとめたメモを作っていく
初めてかかる病院ならなおさら話すことはたくさんあります。でも、あれもこれもと思いついたことをしゃべろうとすると、とりとめがなくなったり、話が前後したり、結局一番訴えたい症状がなんなのか本人すらわからなくなることがあります。

もの書き写真堂は文章にまとめるのは得意なんですが、話すのは苦手です。頭のなかでシミュレーションしてもうまく言葉にならなかったりすることがしょっちゅうでしたので、必ず紙に書いていきました。
75mm四方のポストイットは手の中に収まりますので便利です。それに、これくらいで書ける程度に要点をまとめる必要も出てきますので、話が簡潔になるという利点もあります。
もっとも過去の経緯が長いときは普通用紙に書きますが、これは先生にお渡ししてしまいます。
(足が右か左か分かりにくい図になりましたが、先生も病名などを書きながら説明してくれました)
場合によっては、簡単なイラストで示すこともあります。
これは部位が多数あったので、看てもらう箇所が漏れないように書きだしました。
まあ絵のうまいヘタは置いておいて、これで分かればいいかなぁと。

メモを作るというのは動物病院にも当てはまります。特に「うんち」の出た日と量は大事な事項ですので、カレンダーに書き込んだものを持っていきます。

2 先生と話すときは最初に「症状は○個あります」と言う
患者本人はこれから話すことがいくつあるか当然わかりますが、先生は患者が何を話すのかわかりません。長々と話されたら後に待っている多くの患者さんを看る時間がなくなるなぁと思っているかもしれませんし、先生も人間ですからイラッとくることもあるでしょう。

そこで最初に「症状は○個あります」「「お話ししたいこと(訴えたいこと)は○個あります」などと話し、「一つ目はこれ、二つ目はこれこれ、三つ目はこれこれこれ」と続けます。
ここもなるべく簡潔に要点だけを伝えます。あとは先生が質問することに答えたり、自分からも質問するなどしていきます。

しかし、先生との「相性」というのもあります。いつも怒っているような口調の先生もいます。「この先生とは、なんか話していて合わないなぁ」と思うこともあります。入院・手術をするような場合、信頼関係を築けるかどうかは「医者の腕」と同様に大事なことです。

もの書き写真堂、初めて行った病院の先生がどうしても合わない時は、別の病院に行くか、総合病院の場合は別の先生に替えてもらったことがあります。総合病院なら曜日によって担当医が変わるので、別の先生の曜日に行くという手があります。

3 病院の後に他の予定を入れない
これ、もの書き写真堂のテッパン事項です。
理由は、待ち時間が長引いたときに、後ろの予定が気になってイライラしないためです。予約制の病院でも、前の患者さんの診察が長引いたら、後ろにどんどん時間がずれていきますから。心の余裕を保つためにも、病院以外はなるべく入れません。もっとも朝イチで病院、夕方に打ち合わせというふうに半日くらい空くなら大丈夫でしょう。

4 待ち時間を利用する
もの書き写真堂は病院に限らず、銀行の窓口など待合時間は割と楽しみなのです。それは、まとまって読書時間が取れるからです。備え付けの図書や新聞がある病院もありますが、だいたいは2,3冊持っていって、腰を据えての読書タイムです。

待合室に備え付けのテレビを見ているだけでは飽きてきて、イライラが募ったりしますので要注意。ならば、自分の好きなことをしているのがいいですね。(編み物をしている人を見かけたことがあります。)
ただし、読書に熱中して呼び出しが聞こえなかったということがないように注意が必要です。それと、感涙するほどの物語は避けた方がよろしいかと。(両方ともやりました・・・)

もっとも具合が悪くてそれどころでは無いときもあります。あくまでも定期検診や、花粉症や湿疹で薬をもらうという軽度の時だけですが。
そんなときの待合時間は、仕事をしているときのように電話や同僚からの割り込みがないうえ、大きく時間が取れる貴重なタスクとなります。これを活用しない手はありません。WI-FIなどを切った状態でiPadやMacBookAirを持ち込んでブログの原稿書きなどの作業をしたこともあります。もの書き写真堂の行く病院では注意されたことがないですが、受付の人に確認してから使いましょう。

5 空腹状態を避ける。
空腹になってくるとイライラするのは病院の待合だけではありません。しかし、本を読んでいたとしても空腹かそうでないかで、イライラ度の発生率ははるかに違います。
血液検査がある、胃カメラ検査をする、歯科医にかかるなど、飲食禁止がはっきり分かる場合、初めて行く内科などで当日の検査項目が不明の場合を除きますが、待っている間にお腹が空いてきた時に備えて、アメなどを持参するのがよいと思います。

昼を挟んで待たなければならない場合で病院に食堂があるときは、看護師さんなどに食事ができるかどうか確認して食べに行くのが吉です。食事から戻ったら、その旨を受付担当者に伝えるのを忘れないように。

以上です。

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