2011年5月7日土曜日

019 あばうと家計簿継続術・中級編その1

「中級編、いくわよ」


1 中級編?

あくまで「あばうと継続術」なので、級の分け方もアバウト、もの書き写真堂流。
「食費」「食費以外」の2項目家計簿。
さて、クレジットカード払いはどうする?どこにどうやって書く?
というのが中級レベルw。これが結構悩ましいのだ。
方法は2つ。
(1)当月カード払いで購入したものを「現金で支払い済み」扱いとし、2項目のどちらかに記入。
(2)当月カード払いで購入したものは別ページ(Excelなら別シート)にし、当月のカード会社からの請求額(引落額)を「食費以外」の項目に記入。

これは好みの分かれるところだが、自分は(2)で処理している。初級編で登場した主婦は(1)。
それぞれメリット・デメリットがあるので、やりやすいほうでやるのがいい。
では、また個別に解説。

2「カード払いで購入したもの」を「現金払い」として記入する

文字通り、カード払いで購入した金額を、利用した日付で記入していく。その日に現金の支出があったと見なすわけだ。
この方法だと、見た目(家計簿上)の現金残高は減っていく。
ただし、カード会社からの当月請求分の金額は記入しない。2重計上になるからだ。
そのため、家計簿の別ページに「クレジット請求額」などの見出しを付けて、別途管理する必要がある。

まずメリット。家計簿の現金残高からカード払い分が見かけ上減っていくので、「あ、今月、使いすぎ」というのが見える。カード利用の抑止力になる、はずw。

デメリットは、実際に現金が減るわけではないので、うっかりすると使い込む。
減るのはあくまで見かけ上、家計簿の上だけなので、カード払い分のお金を現実に取り置かないと、来月以降のカード会社の請求日(口座引落日)にお金がない!という事態に。

さらに、家計簿付け始めの1ヶ月目は当月のカード払いを取り置かなければならないうえ、先月使用分の請求もあるので、なんだか二重払いしている気にもなるし、実際それだけのお金が必要になる。これをなんとか乗り切れば、2ヶ月目からはうまく回っていく。

3「カード会社からの請求額」を「食費以外」の項目に記入

当月のカード払いで購入したものは別ページ(Excelなら別シート)に記入し、当月の家計簿には記入しない。
カード会社から請求(前月分)が来たら、引き落とし日の日付で請求額を記入する。
メリットは、実際の現金が減っていくので現実的、というか、名目上使用した現金を取っておくより安心かも。家計簿を付け始めの1ヶ月目でも、当月の請求額(口座引落額)だけを見込んでいれば大丈夫。

デメリットは、なんだろう?
別ページに記入していることで、どれくらい使ったか見えない(忘れる)ので、請求額を見て、
「げっ、支払ったら生活費足りないじゃん。どーしよ?」
と貯金を取り崩すことになることか(経験談)。
もっとも、付け忘れについては2、3の方法ともにあるが、2の方法で付け忘れたときよりショックはでかい。まあ、ショックは個人差があるが、この3の方法のほうがデメリットが少なくていいかも。

別シートに記入したカード払いの明細。
一括払いだったので回数欄が空欄(汗)

4 まとめ

以上、カード払いは、
(1)当月、カード払いで購入したものを記入
(2)当月、カード会社からの請求額を記入
のいずれかで処理する。

ただ、上記でも述べたが、両方ともネットで購入した場合に手元に紙の明細書が残らないので、うっかりすると書き忘れる。
「あ、今月余裕じゃん」と思っていると、予想以上の請求が来て始めて付け忘れが発覚するということになる。自分はこれを何度もやって、全然学習しない(泣)。

ネット購入は必ずメールで通知が来るので、その都度ちゃんと家計簿に記入すればいいのだが、その習慣づけがなかなかできないでいる。Evernoteに「今月のカード請求」といったノートブックを作って、そのメールを突っ込んでおき、月に一回家計簿に転記するということも考えたが、メールの転送すら面倒になって断念。ここはなんとかせねば・・・。

5 プリペイドカードなど

SuicaやKitacaなど、カードにチャージした場合の記入だが、クレジットカード決済のチャージは上記のカード払いの方法に準じることとして、ここでは現金でチャージした場合について。これは、図書カード、各種ギフト券購入時も同じ。

カードに現金でチャージした場合、そのチャージした日に「食費以外」の欄に記入する。あとはいつ、どこでいくら使ったかは記入しない。自分はあまりやらないが、チャージしたときに領収書を発行できるはずなので、もらっておくと書き忘れ防止になる。

以上、中級編その1、終了。
その2では、ボーナスの取り扱いと、2項目から複数項目へステップアップへのお話の予定。

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