2011年5月14日土曜日

024 アスパラの季節〜豆知識とレシピ

リゾット風アスパラ雑炊w
5月。北海道産アスパラの季節が始まる。
自分にとっては、お世話になった本州の方々への発送の手配が始まる季節。
それにしても、首都圏に送っても地方発送。そうなのか?

やはりアスパラは露地もの、朝採り、LLサイズがうまい。いや、朝に採らないと、ものの数時間でびよ〜〜んと伸びるのだ。
贈答にするような上級品はあまり地元のスーパーに出回らないが、試食したところ、これがめちゃくちゃうまい。だが、産地を吟味しないとハズレを引くことがある。せっかく送るのにそれではまずいので、いつも行くスーパーの野菜ソムリエにお任せしている。

ちなみに、自分が自宅用に買うときは割り箸級の細い奴。安い(笑)。いや、それより、扱いやすいのだ。

さて、ここで、アスパラ料理の豆知識。
だいたいにおいて、アスパラの下の方、約10〜15センチは固い。だからといってざっくり切り落とすと、1本の長さの半分以下しか食べることができなくなる。そこで下ごしらえのTips.

写真は、撮影のため接地しているが、本来は持ち上げて確かめる。
まず、写真のようにアスパラの両端を手で持って、静かに(←ここ大事)、曲げる。
すると、ある地点でカーブする(写真の矢印のところ)。
そこから下をピーラーで皮をむいて、中の白っぽいところを残すのだ。力を入れすぎたり、勢いよく曲げると、この矢印のところでぽっきりと折れるので(新鮮なものほど折れやすいみたい)、そんなときは折れた下の部分の皮をすべてむく。
ちなみに、切り口(アスパラの一番下)は乾燥したり輸送で傷んだりしているので、曲げる前に1〜2センチほど切り落として使うほうがいい。

こんな感じに皮をむく
アスパラ自体がしなっとしていて、ちょっと元気がないな、と思ったら、アスパラが直立できるくらいの器に水を入れ(アスパラの下5センチくらいがつかるくらい)、小一時間置いてみて。野菜室で直立して入れられるのなら、ビニール袋に水を少量入れてアスパラを入れ、袋の口を閉じるという方法を。我が家はこれでやっている。
あとはお好みのアスパラ料理を!

自分の好きな料理は、「リゾット風アスパラ雑炊」(冒頭写真)。もちろん、もの書き写真堂流あばうと料理だっ。

材料(1人前)
 アスパラ(Lサイズ)  2〜3本(Mなら4〜5本。まあお好みでw)
 マギーブイヨン    1個
 水          約1カップ(180〜200CC)
 ごはん(炊いたもの) 100〜150g

作り方
1 鍋に水とマギーブイヨンを入れ、火にかける。
2 アスパラを粗みじんにして、ブイヨンが溶けて沸騰した1のなかに入れる。
3 3,4分煮込んだら、ご飯を入れて、ある程度水分が無くなるまで煮込む。余り柔らかいのが好みでない場合は、最初の水を減らす。
4 味が薄かったら、塩(分量外)で調節する。

あとは、何度か作ってみて調節しよう。
コンソメでもいいのだが、ちょっとくどいのと、アスパラの味を殺してしまうので、ブイヨンがお勧め。
しかし、男メシだなぁ。

おまけ。
アスパラを曲げた写真を撮っていたら、美弥が「なに?なに?なにやってるの?」という顔で、しかも!後ろ足だけでしばらく立っていた。

子猫の時からよく2本足で立ってたなぁ。

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