ご存じのように北国の室内は暖かい。ということは、家の内外の温度差がすごいということ。今年の節電・省エネルギー対策のため室温は20度くらいに設定してあったので、屋外がマイナス10度だとすると、その差30度!!
つまり、窓の結露もとんでもないことになっていたのでは?と思いきや、我が家に限っては去年くらいか、それ以下だったんじゃなかろうか。厳密に計測してはいないが、毎朝カーテンを開けたときの結露具合、例えば、ぞうきんで拭き取るほどの水滴かどうか、窓ガラスの面積のどれくらいに結露しているか、などの体感で判断した結果だ。
つまり、窓の結露もとんでもないことになっていたのでは?と思いきや、我が家に限っては去年くらいか、それ以下だったんじゃなかろうか。厳密に計測してはいないが、毎朝カーテンを開けたときの結露具合、例えば、ぞうきんで拭き取るほどの水滴かどうか、窓ガラスの面積のどれくらいに結露しているか、などの体感で判断した結果だ。
- 全室暖房
- 浴室、台所などでのこまめな換気
- 洗濯を一気に行わない
- 窓にプチプチを貼る
1の全室暖房というのは、北国の快適な住生活のポイントの一つ。家全体を一定の温度に保つことにより、結露を減らすことができるのだ。暖房がもったいないからと使わない部屋(だいたいは北側)を暖めないでいるということは、台所、風呂場、居間などで発生した水蒸気をふたたび液体に戻すためにあるようなもの。つまり、大きな除湿器を作っている状態なのだ。
ちなみに、北国の快適住生活のその他のポイントは「高気密・高断熱」です。順番的にはこれが最初にきます。
全室暖房は「高気密・高断熱」の一戸建住宅か、分譲マンションで一番効果を発揮するのだが、暖房代がかかるため結露防止対策としては効果があるけど、なかなか強くお勧めできないという弱点も。一度ある程度まで全室を暖めると、それほど暖房をがんがん付けなくても大丈夫なんだけど・・・。
全室暖房は「高気密・高断熱」の一戸建住宅か、分譲マンションで一番効果を発揮するのだが、暖房代がかかるため結露防止対策としては効果があるけど、なかなか強くお勧めできないという弱点も。一度ある程度まで全室を暖めると、それほど暖房をがんがん付けなくても大丈夫なんだけど・・・。
2は、浴室・台所など水蒸気の発生する場所は使用時には必ず換気扇を回し、浴室は使用後、壁などの水滴を拭き取ってしばらく換気扇を回すようにする。これで湿気が屋外に排出され、寒い部屋での窓の結露はずいぶん減る。
余談だが、浴室がある程度乾燥したら、浴室ドアを開放にしておくと浴室自体のカビ防止になります。(バスタブのお湯はすべて抜いた状態を想定)
余談だが、浴室がある程度乾燥したら、浴室ドアを開放にしておくと浴室自体のカビ防止になります。(バスタブのお湯はすべて抜いた状態を想定)
3は、洗濯を一気に行ったとすると、当然、洗濯物が少ないときより室内の湿度が上がり、窓に結露が発生する。こまめに毎日洗濯するのがいいが、洗濯物の量と節水の関係もあるので、そこは家庭の状況に応じて。
また、室内に干すより、風呂場に物干しポールがあればそこに干すほうがいい。換気扇を回せるからだ。これである程度、湿気を屋外に出せる。
4の窓にプチプチを貼るのはダウンドラフト(※)解消が目的なのだが、この冷たい風の降下を防ぐことで結露もある程度防いでいるようだ。
ただし、完全に防ぎきることはできないことと、結露した水滴を拭き取るのが大変(プチプチの下をめくって窓を拭く)なのが難点。
※ダウンドラフト・・・建築用語。窓ガラス表面の空気が外気で冷やされることによって、室内側のガラス表面の上から下に向かって冷気が流れること。すきま風ほどの風量がある。
最後に「結露防止のために絶対やってはいけないこと」をひとつ。
それは、ポータブル石油ストーブで室内を暖めること。煙突などの排気筒につながない、開放型の持ち運びができる石油ストーブだ。
石油は1リットル燃焼させると1リットルの水蒸気が出ると言われている。つまり、除湿のためにと室内を暖めたつもりが、逆に湿気をどんどん放出していることになる。まさに逆効果。地震などで倒れた時の火災も心配なので、極力避けることをオススメします。
以上、まとめると、
※ダウンドラフト・・・建築用語。窓ガラス表面の空気が外気で冷やされることによって、室内側のガラス表面の上から下に向かって冷気が流れること。すきま風ほどの風量がある。
最後に「結露防止のために絶対やってはいけないこと」をひとつ。
それは、ポータブル石油ストーブで室内を暖めること。煙突などの排気筒につながない、開放型の持ち運びができる石油ストーブだ。
石油は1リットル燃焼させると1リットルの水蒸気が出ると言われている。つまり、除湿のためにと室内を暖めたつもりが、逆に湿気をどんどん放出していることになる。まさに逆効果。地震などで倒れた時の火災も心配なので、極力避けることをオススメします。
以上、まとめると、
- 湿気の発生を抑える
- 湿気が出たらすかさず室外に出す
- 寒い部屋をつくらない
ということになります。
来シーズンの参考にしてくださいませ。
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