2013年4月1日月曜日

432 猫が下半身麻痺で心筋症?ふたつの皮膚病も

4月1日。
新年度初日の他に、エイプリルフールというのもありますが、こちらは正真正銘の真実。
って、大げさか。と、笑って済ませられる結果になりましたが、朝から焦りまくりでした。

発端は、朝の猫ごはんをセットしているときに、猫の1匹が突然、横座り。後ろ足を上げて首のあたりをかいているのかと思ったら、腰が立たなくてもがいていた。
「どうしたの!!」と声をかけるも返事はなく、しばらくするとちょっとよれよれしながらも立ち上がり、歩けるようになった。

でも、突然崩れるように座り込んだのでこれは尋常じゃないと思いネットで調べると、「心筋症は血栓により突然下肢が麻痺する」の記述。重篤の場合は呼吸がおかしくなったり苦しがったりするが、軽い症状もあると書いてあった。
こりゃあ命に関わると思い、どうしても休めない新年度初日も半日休みをもらい、9時前に行きつけの動物病院に電話。急患ということで9時半の診察すこし前に一番に診てもらった。(飛ばした方、ごめんなさい。)

まず、心筋症かどうか、下肢の爪を切って確認。深爪して血が出れば疑いが晴れるという。このテストはクリア。
次はエコーで心臓の弁の開閉状況を診てもらったが、これも異常なし。
ということで結果は、「心筋症にあらず」。

関節炎の疑いがあるかもしれないとのことで、下半身のレントゲンを撮って骨の状況を診る。
これも年齢(今年の夏で11歳)の割りにしっかりした骨で、まったく異常なし。

では、原因は何か?
「原因不明」。
病院でも普通に歩いているし、帰宅後もイスに登ったりしていたので大丈夫のようだ。
とりあえず、神経関係の薬を3日分処方されて様子を見ることになった。
なんだったんだろう?

ついでに前から気になっていた背中付近のおできみたいなものを診てもらった。この診察は受け付け順番通りなので1時間ほど待合室で待機しました。
結果は、「2匹とも病名が違う」。
え〜〜、同じ肌色のぼっちですけど。

一匹は、平たく言うと「加齢によるイボ」。
「皮脂腺過形成」とか言うらしい。本来なら消えたり小さくなったりしないらしいが、うちの猫は消えたり小さくなったりする。
これは様子見で良しということになった。年を取ると出るから仕方ないそうだ。

もう一匹のは、「肥満細胞腫」。
あ〜、なるほど。と思ったけど、肥満体型とは関係ないらしい。肥満細胞というアレルギーに関係する細胞が腫瘍になったものだそう。
これも大きくならないようだったら、様子見。
ただ、「触らないこと」という注意を受けた。触ると肥大化するらしい。もし大きくなったら再来院ということに。

いずれにせよ、すべて経過観察で終わった。とりあえず一息ついた・・・。

前にも書いたけど、「おかしい!」と思ったら病院へ。
ネットで調べると大げさなことが書いてあったり、人間にも言えるけど病気の解説本を読めば素人は風邪もがんと診断してしまう。だが、もしそれが本当に病気だったら?と思うと、手遅れになって「あのとき病院に行っていれば」という後悔だけはしたくない。ましてや言葉の通じない動物なのだから、飼い主が「代弁」しなければならない。

「病院に行くのは大げさかも?」と思っても、急におかしくなった、外傷がある、できものができている、など症状が出たなら病院に行くことをお勧めする。
「大したことなかったさ〜。あはは」と笑って済ませられるに越したことは無いのだから。

それにしても辛いのは、飼い主であるもの書き写真堂に向かって「シャ〜〜!!」と言うこと(泣)。嫌われちゃったぁ。飼い主の心猫知らず。

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