2014年10月14日火曜日

0951 「昨日のかけらで日々を始めてはいけない」の元ネタを探して

先日、Evernoteのノートを整理していたら、こんな文章を見つけました。
昨日のかけらで日々を始めてはいけない。毎日は新鮮なスタート。それぞれの日々は新たな始まり。目覚めるすべての朝が、残りの人生の1日目である。
ネットで目にした文章を抜粋して取っておいたらしいのですが、出典もなにもありません。抜粋自体も1年ほど前の日付です
でも、今ならググればたいていのものが見つかります。「昨日のかけらで日々を始めてはいけない」で検索すると、案の定すんなりヒットしました。


2012年1月7日の記事ですから、「この1年」というのは2012年を指すようです。
30もあるなかから自分が一番グッときたのが、30番目の項目にあった先の文章だったようです。

同様の内容のことは、D・カーネギーの「道は開ける」第1部第1章「今日、一日の区切りで生きよ」にもあります。
「過去と縁を切ることです。息絶えた過去など、使者の手にゆだねましょう(中略)昨日の重荷に加えて、明日の重荷まで今日のうちに背負うとしたら、どんな強い人でもつまずいてしまうでしょう。過去と同様、未来もきっぱり閉め出しなさい。(中略)人が救われるのは今日という日なのです。エネルギーの消耗、心痛、神経衰弱は、未来のことを気づかう人に歩調を合わせて、つきまといます・・・そこで、前と後ろの大防水壁をピタリととざし、『今日、一日の区切りで生きる』習慣を身につけるように心がけるべきでしょう」(サー・ウィリアム・オスラー)(文庫版29ページ〜30ページ)

また、別の事例として、「毎朝、目覚めることも、人生に向かい合うことも恐ろしく、あらゆることを気に病んでいた」夫人が、「賢者には毎日が新しい人生である」という一句に出合い、昨日のことを忘れられるようになり、明日のことを気にかけなく生きられるようになったことが書かれています。(同37ページ〜38ページ)

いずれの文章も、過去や未来に煩わされず、今日1日を精一杯、悔いのないように生きようということなのだと思います。
これがまた難しいところなのですが、このことを忘れないために今からこれらの文章を書き出して目に付くところに貼っておこうかと思います。

思い立ったが吉日です。今日からやりましょう!



0 件のコメント:

コメントを投稿