2014年10月19日日曜日

0955 週次レビューから2〜「承認欲求を捨てる」「縁に惑わされない」

(本日の紅葉。Nikon Df)
週次レビューから「おっ?」と思ったことをまとめてみました。今回は2014年10月19日の週次レビューからです。
承認欲求を捨てる。「こんなことが出来たの。褒めて褒めて」と暗に欲求していることはないか?子供の頃、こんなことができるようになった、学生の頃簿記の試験に受かった、でも親どころか誰も褒めてくれない。認めてくれない。それでも、褒めてくれなくても出来たことは事実。自分が認めてあげること。それで十分と理解すること。
当方の周りにもいたのですが、あまり子煩悩じゃない(特に)母親に育てられると、この承認欲求の傾向が強いような気がします。

自分に優しくすること、自分を大切に扱うこと。おもしろいことに、自分を粗末に扱うと他人もそういうふうに接してくる。これはいろいろなところで指摘されているが、まさに。
最初に書いたものと共通するところがありますが、まずは自分に対して肯定的な態度を取ること。すでに周囲に自分をぞんざいに扱っている人がいても、自らさらにぞんざいに扱ったりしないこと。でないと、どんどん自分からあらゆるものを搾取する人間に囲まれてしまいます 。これもかなり実感しているところです。

前にも取り上げた「ガラクタ捨てれば自分が見える」(カレン・キングストン著)にも、「世間の人は、あなたが自分を扱うようにあなたを扱います。あなたが自分の価値を認めて、自分を大切にしていれば、人もあなたを大切にしてくれるでしょう。もしあなたが自分をほったらかしにして身のまわりをゴミだらけにしていると、まわりにはあなたを不等に扱う人が集まってきます」とあります。



「縁」に惑わされない。血縁、姻族、社会に出れば同窓、同郷など。これに惑わされると判断を誤る。親兄弟だから大事にしないと、優先しないとならないという義務はない。高校・大学の同窓だから、同郷だからというバイアスがかかると、その人を本来の姿より優秀に感じてしまう、信頼してしまう。これらはものすごく危険。
これは 以前勤めていた職場で「同窓」というバイアスで痛い目に遭いました。部下をまとめられない上司で、あるふたりの部下同士のトラブルに当方も巻き込まれてしまいました。
血縁もある意味でやっかいですね。親戚のなかには「どんなことがあっても血縁は最優先、他人の面倒をみている場合じゃない」という人もおりました。あまり好ましいことではないですが、お金が絡むと血縁のほうが断りにくいなど、一生かかわる「人脈」だけになかなか大変です。
人を見る目は「裸眼」で養わないとなりませんね。

今週は以上です。

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