0961 なんだろう？このぞわぞわ感は？

先日、@ogikubokei師匠と谷中を歩いていた時のことです。
師匠がある家の前で「ああ、ここ、ここ」と足を止めました。
示された場所を見た瞬間、えも言われぬ感覚に襲われました。不快感とも恐怖とも違う、まさに総毛立つような感覚でした。

玄関にびっちり生えたツタ。
ツタだけなら玄関先の壁面にあっても不思議ではありませんが、これは「内側」にびっちり。
なんだか「出してくれ〜〜！」といわんばかりに、脱出する隙間を探してあらん限りの力を出し切って伸びているような感じがしました。

この建物は3軒が連なった2階建ての長屋で、ここはその右端の住戸。もちろん無人でした。ちなみに残り2軒は人が住んでいそうな雰囲気ではありましたが、定かではありません。

いままで体験したことのない感覚に襲われたせいで、全体の外観を撮り忘れました・・・。
師匠の話では、以前はこの住戸だけでなく他の住戸の「外側の壁」にツタが生い茂っていたそうで、この日はそれがなくなっていたとのことです。

それにしても・・・写真を見ただけで再びあのぞわぞわ感がよみがえります。