どうしても始めたかった連載がある。
ワイルドフラワー図鑑〜The Wildflowers of Western Australia〜
オーストラリア・西オーストラリア州の原野に咲く固有の植物。その種類の多さ、珍しいかたちに惹かれて何度も訪れた。
当時はただ珍しい花たちを記録するだけだったのだが、こうして個人で情報を簡単に発信できる時代になった今、それらを紹介したいと思ったのだ。
ただ、もの書き写真堂が西オーストラリアを訪ねたのは1997年から2003年。つまりまだデジカメ、コンデジが主流ではなく、フィルムカメラの時代なのだ。
そのため、当時撮りためたフィルムをデジタルデータに変換する術がなく(昔はNikonのCOOLSCANなどがあったが)、ブログなどで紹介するのをあきらめかけていた。
ところが、先頃、HDDを買い増しし写真データを移していたところ、2003年のオーストラリア旅行の写真の中にフィルムほどの数ではないがそれでも十数種類のワイルドフラワーの写真が出てきたのだ。
これは「連載せよ」という啓示と取り、準備を始めることにした。
だが、9年前のコンデジというと、画質もそうだがピントもなかなか思ったところに来ず、見返すとピンぼけ、ピンが甘いという写真も多数。それでもなんとか使える写真をピックアップし、現地で購入した(当たり前だが英語だ・・・)植物図鑑を参照しながら不定期で紹介していきたいと思う。
その間に、フィルムのほうも何とかデジタル変換する方法を見つけようと思う。ホントはもう一度行って撮り直したいのだが、お金と時間がないので今は断念。同じところを回ろうと思ったら、少なくとも2ヶ月はかかる。それにワイルドフラワーの季節が9月中旬から10月いっぱいくらいが最盛期だ。
この記事を書いている今、オーストラリアは春に向かっており、ワイルドフラワーの季節が始まっている頃だ。
西オーストラリアの首都パースにあるキングスパークでは、ワイルドフラワーフェスティバルが開催される。2012年現在、キングスパークフェスティバルという大きなお祭りのくくりになったようだ。
キングスパークとボタニックガーデンの公式サイト。
パース市内だけでなく、ちょっと郊外を車で走るといろいろなワイルドフラワーを見ることができる。ワイルドフラワーが目的の日帰りバスツアーなども多数ある。
この連載では、ワイルドフラワーを紹介するだけでなく、どこで見られるのかなどの小ネタもあわせて掲載していきたい。
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307 西オーストラリア・ワイルドフラワー図鑑2 番外編 ワックスフラワー
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