The Wildflowers of Western Australia
名前:Red and green kangaroo paw
学名:Anigozanthos manglesii
写真はレッドアンドグリーンカンガルーポーと呼ばれる。カンガルーポーと言えばこの色。
西オーストラリア州の州花に指定されている。パースのキングスパーク内にあるボタニックガーデンのマークにもあしらわれている。
だが、この花に限らず亜種はかなりあり、西オーストラリア南部の南と北では、同じ色に見えても種類が違うそうだ。でも、素人が見てもよく分かりません〜。
他にレッド、ブラック(黄緑色の花の先端が黒)、イエローなどがある。キャットポーは親戚。
背丈は意外ととひょろーんと伸び、高さ約60センチ。花の大きさは約5〜10センチ。
表面に固めで短い産毛がある。カサカサで、生えているときからドライフラワーっぽい。実際、ドライフラワーに適しているらしい。
生息地は、北はジェラルトン辺りから海岸沿いを南に下り、パース、バンブリー、アルバニーまでの、下写真のような林が終わった辺りの日の当たりのよい草地で良く見かける。
花の時期は8月から10月。やはり9月が見頃だ。
群生しているところ。 中央左の長い針のような葉の木はグラスツリー。 奥はユーカリの木。山火事に遭った跡が幹にある。 |
ポピュラーな花だけに、パース市内でもあちこちで見ることができる。郊外で見られなかった場合は、キングスパーク、パース動物園など公共施設に行くとだいたい植えてある。
野生のワイルドフラワーという言い方もちょっと変だが、自生している植物は許可を受けた業者以外採取できない。庭や道路脇の花壇に咲いているものはおそらく栽培されたものだろう。訪れた時には空港の土産店などで種も販売されていた。日本の屋外で育つかどうかは疑問だが。
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