2014年7月1日火曜日

0858 OLYMPUS STYLUS1を約1ヶ月使用してみて(その3)

OLYMPUS STYLUS1の使用1ヶ月のインプレッション、最終回は「イマイチな点」です。
文章が多くて白っぽいので、冒頭に猫写真貼っておきます。

【ここがイマイチな点】
1 スーパーマクロへの切り替えが面倒
Nikon COOLPIX P300など多くのコンデジにはチューリップマークのマクロボタンがあります。これを押してマクロ撮影のオン・オフの設定ができたわけですが、STYLUS1の場合、最短5センチまで寄れるスーパーマクロにするには少々手間がかかります。

背面十字キー中央にあるOKボタンを押し、上下キーで液晶画面右側に現れるアイコンからAF方式を選択し、さらに左右キーでスーパーマクロを選択します。ふぅ。
(ISO800 42mm f2.8 1/10)
ここでSTYLUS1の名誉のために一言。
スーパーマクロにしなくても、通常の撮影でもワイド側(28mm)で最短10センチ、テレ端(300mm)で最短80センチまで寄ることができます。10センチまで寄れれば御の字ですよね。

2 カメラを構えてうっかり十字キーを操作
以前のエントリでも書いたのですが、右手でカメラを持った時に、親指の腹から下を置く場所がなく、うっかりデジイチのように十字キーに手を掛けてしまいます。

そのため、先日はタイマーを起動させてしまいました。「なぜにシャッターボタンを押してから切れるまでにタイムラグがあるのか?」としばし悩んだくらい気づきませんでした。
ここは単写か複写を選択するキーでもありますので、ストロボのボタンのようにオフにはできません。気をつけて持つしかないですね。

3 スロームービーへの切り替えが面倒
まだムービーは撮影していないのですが、スローモーションムービーと通常のムービーの切り替えがややメンドウクサイ。
といっても、これはだいたいのコンデジに共通するので致し方ないところです。

以前使用していたカシオのFC100というコンデジは、スローモーション機能を前面に出している機種だったので、背面レバー(だったかな?)でスローと通常の切り替えがすぐできたのです。
これが頭にあるので、他のメーカーさんにはどうにかしてほしいところです。

iPhoneならスローモーションと通常のムービーの切り替えは瞬時にできます。なのでムービーはiPhoneにおまかせ状態です。

4 バッテリー充電が専用充電器からしかできない
もの書き写真堂は面倒くさがりなので、カメラをUSBケーブルでPCにつなぎ写真を吸い上げている間にバッテリーの充電ができるというのはありがたい機能です。
Nikon COOLPIX P300がそうでした。おかげで予備のバッテリーを購入することもなく、旅先にバッテリーとバッテリーチャージャーを持っていくということもありませんでした。写真を吸い上げた後にしばらくつなげたまま放置しておけばフル充電できました。

これがSTYLUS1には搭載されていない機能です。かなり痛い。
それができないのであれば、予備のバッテリーを購入して交換して使うしかありません。次はなんとかしてもらえませんかねぇ、OLYMPUSさん。

5 でかい、ごつい、重い
これは感覚と慣れの問題です。
コンデジだと思うからでかい、ごついのです。P300と比較するからそうなるのです。・・・ということに気づきました。

最初に箱から取り出した時は「思った以上にでかい、ごつい」でした。さらにケースに入れて腰に付けたときに「重い」と感じました。

使っているうちに分かったことは、ファインダーを付けて300mmまでのスペックを載せたら、この形状、重さは避けようがないということでした。
ファインダーをのぞいて撮影する時にカメラをどう持つかを考えると、この形状は当然のごとく感じられますし、若干の重さがあるほうがシャッターぶれ(シャッターを押したときにカメラ本体も押し下げてブレる)を起こしにくいです。

でも、でかいです。

以上、1ヶ月使用した感想のまとめ、終了です。
最後に猫写真を置いておきますか。
そういえば、自宅で窓際のソファの背に乗っている猫を撮ったとき、窓の光に露出が撮られ猫が潰れるということがよくあるのですが、STYLUS1で撮った際、右側の影になる部分の猫の毛がしっかり写っている(潰れていない)ことに「おお〜〜」となりました。この表現力はすごいかも。
(ISO800 220mm f2.8 1/400)
最後は冒頭と同じ「円山茶寮」の看板猫さんです。

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