2014年7月20日日曜日

0873 OLYMPUS STYLUS1で航空ページェントを撮ってみた

2014年7月20日、2年に1度行われる札幌航空ページェント(@丘珠空港)に行ってきました。
購入前からSTYLUS1の300mmで航空祭を撮ってみたいと思っていましたので、やっとチャンス到来です。なにより札幌市内で撮影できるというお手頃さが良いですね。


ページェント自体については写真が多いので別エントリにすることにして、まずは撮影結果から行きます。ちなみに写真はすべてトリミングなしです。
0875 第28回札幌航空ページェントに行ってきた

ざっくり講評しますと、「STYLUS1では航空祭は厳しい」でした。(追記:「コンティニュアスモードでは航空祭は厳しい」に訂正いたします。詳細はこちらのエントリを。)

以下にその理由を書き出しますと、

  • 白い雲のある部分と青空が抜けているところがあったので撮影が難しかった。(露出、ピント)
  • 白い雲に小さな飛行機ではオートフォーカスでピントが合わないことが多かった。
  • コンティニュアスモードで連写したが、一度連写をやめて再度狙おうとしたら記録に1秒ほどかかり、その間ファインダー内も記録している画像になり、記録終了後に被写体をファインダー内からロストした。
  • あわてて追いかけるも、なかなかピントが合わなかった。
  • 追尾型コンティニュアスモードにしたところ、とんでもないところでピントを合わせようとした。(飛行機はバックしませんっ)
(Apertureの画面のスクショ。こうしてみるとピントが合っているようなのですが・・・)
今回撮影したコマ数は約700コマでした。(ブルーインパルスが終わったところで帰宅したので、最後までいたら1000コマ越えていたかも・・・。)
その約700コマのうち、引き延ばしても耐えられるくらいピントが合っているのはおよそ4分の1といったところでしょうか。とほほ。
でも、冒頭の写真は会心のワンショットです。
一番辛かったのは、データをSDカードに書き込んでいる時間中はファインダーをのぞけないことでした(記録中のデータがファインダーに映ります)。
これでは流し撮りができませんし、記録が終わってファインダーが復活しても被写体がファインダーから外れてしまいます。動きのある被写体(特に戦闘機のデモフライト)をファインダーからロストすると致命的です。
また、遅い飛行機(ヘリ、輸送機)でもピントが合いませんでした。マニュアルフォーカスも試してみたのですが、ファインダーの画像が見えにくく、なかなか合いませんでした。これは視力の問題もあるかもしれませんが。(上の写真はピントがきたコマです。)

ちょこまか動くエゾリスはしっかり撮れていますので、今回の航空祭はSTYLUS1には荷が重かったかもしれません。
でも、今日のように天気の良い日には液晶画面は見えにくいため、STYLUS1のようにファインダーがあると重宝しますね。撮影は全てファインダーをのぞいて行いましたから。

記録については、現在はRAWとJPEGの両方を記録させているのですが、RAWだけにする、あるいはコンデジだからJPEGだけで潔く(?)という方法を次回にやってみようかと思います。これで記録に時間が取られることは殆どなくなる、といいなぁ。

それにしても、やはり流し撮りがスムーズに出来なかったのは本当にイタかったです・・・。

(追記)2014年7月30日
今回の敗因は「コンティニュアスモード」にこだわったせいだと判明しました。
0882 OLYMPUS STYLUS1で航空祭を撮る方法
戦闘機もこの方法でいけると思います。
STYLUS1よ、疑ってゴメン。
(追記終了)

また、今回の撮影は終始300mmのままにしました。これで飛行機が近づいたらどれだけ「はける」のか、編隊飛行の場合どの機体を狙うかなどのエクササイズを行いました。
撮影場所にもよりますが、丘珠空港の航空ページェントならば300mmのままでいけそうです。
300mmの短レンズを購入しDfで撮ろうという野心が芽生えたのは内緒です。

(ISO400 f7.1 1/2000)
(ISO400 f7.1 1/2000)
上の写真は、記録終了から復活して写したら頭が切れました・・・。
(ISO400 f7.1 1/1600)
定期便の民間機で撮影練習。
(ISO400 f7.1 1/2000)
(ISO400 f7.1 1/2000)
バックが雲だとかなりピント合わせがきびしくなりますが、STYLUS1、頑張ってます。
(ISO400 f7.1 1/2000)
こんな感じで白(雲)から青へとバックが変化します。
(ISO400 f7.1 1/2000)
記録終了から復活すると、ピントが追い切れず・・・。
(ISO400 f7.1 1/2000)
正面を通過した後になんとかピントが合いましたが、構図が・・・。
(ISO400 f7.1 1/2000)
F-15(千歳の201飛行隊)、キター!
(ISO400 f7.1 1/2000)
1機だけ記念塗装しています。しかし、記録後でピントが追い切れず。ああ・・・。
(ISO400 f7.1 1/2000)
カメラを縦に構える暇がなかったため上の1機が切れていますが、なんとか記念塗装が見えます。垂直尾翼の内と外でデザインが違うんですね。


結構ばっちりピントがきているコマもありました。
では、ブルイン、行きます。
・・・が、こんなに被写体が大きいのにピントが合わず。
この後にピントが合うも、こんな構図に。とほほ。


こちらにもページェントの写真があります。
0874 iPhoneで天空パノラマ103(2014年7月20日)
0875 第28回札幌航空ページェントに行ってきた


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0882 OLYMPUS STYLUS1で航空祭を撮る方法

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