先日のエントリーで死ぬかと思うほどのめまいを体験したことを書きましたが、 早朝というより午前1時半にふたたびめまいに襲われました。
先日の嘔吐を伴う回転性のめまいの後は、頭を動かすと(特に急に顔を上げる、空を見上げるなどすると)くらくらと十数秒のめまいが頻繁に起きていましたが、天井が回るようなめまいはありませんでした。
ところが、この夜中の回転性のめまいはうとうとしていたときに仰向けから右へと寝返りを打ったとたんに起こりました。
めまいは暗がりでも回転しているのがわかるんですね。そういえば目をつぶっていても回転しているのがわかりましたっけ。
寝返りを打って起こっためまいでしたので、発生原因が「耳石が動いた」ということを直感しました。耳石が体の平衡感覚を計測する三半規管に入ることによって起こるものです。
この時は何度か寝返りを打ったり、耳石を出す動きをしているうちに十数分程度で治まり、むかつきはあったものの嘔吐には至りませんでした。
起床してまだふらつくため、耳鼻科を診察することにしました。めまい止めの薬がなくなったため処方してもらうのも目的でした。
診察では眼球の揺らぎを見るために、シュノーケリングの時に使うゴーグルのようなものを目元に当てられます。患者から見る視界はぼやけていて、医者の目元が大きくデフォルメされて見えます。診察では椅子に座り、頭を上下左右に振って眼球の動きを確認します。
ところがこの日は診察台に横になって同じ事をしました。さらに頭を台の縁から出して左右に振ったり、上半身を起こしたり倒したり、時計を見ていませんでしたが少なくとも5分以上はかかりました。
終わった後に、
「耳石を正常にする体操はしたことある?」
と先生に聞かれ、ないですと答えたら1枚の紙を渡されました。
わざとめまいを起こして慣れさせていくものらしいです。でも、ひどいめまいの時はやらないでねと言われました。
さて、病院を出て歩き出すと、うそのように頭がすっきりしています。めまいやふらつきがありません。先生はメニエール病のめまいも疑っていましたが、今回はやはり寝返りで耳石が動いたためでしょうね。
そういえば似たようなことをずいぶん昔(1990年代)に「ためしてガッテン」でやっていたなぁと思ってダメ元でググってみたら、最近の記事がヒットしました。似たようなエクササイズが出ていますので、ご参考まで。
めまいは自宅で解決!新発想の劇的改善ワザ : ためしてガッテン - NHKこの記事のなかにある「枕を高くする」というのは初めて聞きまして、試してみたら熟睡感が違いました。って、効能が違いますが(汗)。
0 件のコメント:
コメントを投稿