2014年7月13日日曜日

0866 それぞれの猫に合った家を

我が家には猫が2匹います。
そのうちの1匹はとてもどんくさいです。
細いところを歩いていて足を踏み外すなんていうのはしょっちゅうで、床の上で足を滑らせたり、似たような動作では紙の上を歩こうとして置いた足だけ紙ごと前に滑り出してそのままうつぶせに平たくなったり、ステップに飛び上がろうとして腹をひっかけて落っこちたり、ベッドの端で寝返りを打ってそのまま落下したりと枚挙にいとまがありません。


そんなわけで、子猫のときから家のなかでトラップになったもの、なりそうなものを排除していきました。
スリットのある棚(足を挟んだ)、天板に丸い穴が多数あいた無印良品の棚(爪を引っかけてて一時取れなくなった)、いちばん大きいのは一部屋まるまる絨毯からフローリングにしたことでしょうか。絨毯のループに爪が引っかかって取れなくなることが多数あったのです。
これを機に猫が入っても問題ないように家具をいくつか作り付けにしました。居間の家具にいたってはキャットウォークも兼ねるように設計してもらいました。

間取り図大好きなもの書き写真堂はマンションのチラシはもとより、雑誌やサイトの家創り特集などを見るのも大好きです。猫のためにデザインした家具などもそうですが、猫のために設計した家となると興味津々で見ています。

さて、前置きが長くなりましたが、猫のために一級建築士さんが設計した家が紹介されていたサイトを見つけました。

猫が快適に暮らせる家を一級建築士がデザインするとこうなる! | マイナビニュース





猫のことを考えているなぁと思いましたが、同時にこちらのお宅で飼っている猫の年齢、性格などを考慮して建てられているのだと認識しました。我が家のどんくさい猫だとトラップになりそうなところがいくつかありましたから。

たとえば、すのこ状になっている床(または足場?)はきっと隙間に足をはさむだろうし、天井(上階の床)を大きく四角にくりぬいてタワー状になったステップで降りる設備は、たぶん1ステップ目に降りるときに足を踏み外して落下することもあると予想されます。

写真を見る限り、この家の猫さんたちは快適のようで何よりです。
でも、これを見て「我が家もこれに」というのはちょっと待ってもらって、一度ご自身の猫の性格や年齢(老齢になると怪我の恐れがあるのでキャットタワーは撤去したほうがいいとも聞きます)を考えて設計されることをオススメします。

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