2014年7月2日水曜日

0859 STYLUS1で撮る夏越大祓(茅輪くぐりの神事)

(ISO800 28mm f7.1 1/800)
先日の天空パノラマのエントリでも紹介しましたが、毎年6月30日に行われる「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)をOLYMPUS STYLUS1でも撮影しましたので、何枚か貼っておきますね。

実は,Nikon Dfも持っていったのですが、さくさくと進行する行事を3台のカメラ(Df、STYLUS1、iPhone 5s)で一気に撮るのはムリ。首から提げたり持ち替えたり落としそうになったりと大変でした。動物園などゆったり撮れるものなら問題ないのですが。次は2台だけにしますか。

では、行きます。

(ISO800 28mm f4.5 1/800)
行事は午後3時、神門を出て左手にある「祓戸」(はらえど)というしめ縄で囲まれた場所で奉納された人形(ひとがた。ご祈祷を依頼した人が人形の紙に名前・数え年を書いて穢れを移したもの)をお祓いします。あわせて参拝者もお祓いを受けます。

あらかじめ巫女さんが配っていた「切麻(きりぬさ)」と呼ばれる、半紙に包まれた1.5センチ四方の紙を体にまき、半紙で体をこすって穢れを移します。それを後ろの人から前へと送り、集められたものが祓戸の祭壇に置かれて、人形と一緒にお祓いを受けます。

このお祓いが終わると、茅輪くぐりの神事です。
(ISO800 300mm f6.3 1/640)
茅で作られた舟に人形と会場で集められた半紙を載せます。これが行列の先頭。
(ISO800 68mm f5.6 1/800)
(ISO1000 28mm f8 1/800)
月曜という平日にもかかわらず、人出が多かったので折り返してこんなことに。
(ISO1000 28mm f3.8 1/800)
茅輪をくぐるたびに(合計3回くぐります)、一番先頭の神主さん(たぶんこの中で一番エライ人)が和歌を読み上げます。茅輪の上にその短歌を書いたものが掲示されていました。
(ISO800 28mm f2.8 1/1000)
「水無月の夏越の祓えする人は 千歳の命のふといふなり」
「思ふ事みなつきねとて麻の葉を きりにきりても祓ひつるかな」
「千早振る神の御前に祓ひせば 祈れる事の叶はぬはなし」
・・・と読めます。
(ISO1000 28mm f2.8 1/20)
3度くぐった後は拝殿に移動しお祓いの行事が行われますが、先ほどの舟は石狩川河口へ運ばれ、海に流されます。

このとき気づいたのですが、個人のお祓いを申し込んで受ける際にもお神楽が奉納されるのですが、あれはショートバージョンだとわかりました。実は前半部分が省略されていたのでした。へぇ。

ということで1年の折り返しのお祓いを受けましたので、残りの半年も息災に過ごせますように。

(途中からISOがなぜ1000になったのか原因不明。そのまま暗所で写したので結果オーライ)

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