2012年12月23日日曜日

355 この年末に故障!?インクジェットプリンタのジョブが消えない・消せない


12月もあとわずか。これからいろいろとプリントする機会が増えるのに、プリンターの調子がおかしい。印刷が始まらない。それが解決したと思ったら、ひとつめの印刷が終わっても次に行かないのだ。
キャノンのiP4300というインクジェットプリンタなのだが、購入して数年前経つので買い換えかも?と焦ったのだが、どうやらジョブが消えないことが原因だったようだ。

1 どういう現象が出たのか?
まず最初に出た現象が、プリントボタンを押してもプリンタがうんともすんとも言わないことだった。
電源は入っているし、USBケーブルも抜けていない。
ここで「もしかして、command + Pを押してないかも?」とやってしまったのが後々の災いに(汗)。プリントキューを見ていれば、何らかの理由で印刷が止まり、ジョブが溜まっていたことに気づいただろう。
さらに、「ま、いっか」とあきらめて、プリンタの電源を切ったことが追い打ちをかける結果に・・・。

次の現象は翌日に出た。
まず、プリンタの電源を入れるといきなりプリントが始まった。前日にプリントできなかったものがわらわらと。
とりあえずは故障してなかったんだなぁということで、別の書類のプリントを行った。

だが、ここでまたプリンタが反応しない。さきほど立ち上げたときに、残っていたジョブがすべてはき出されたはずでは?
そこでDockにあるプリントキューを見てみると、プリントしたはずのジョブと、この日新たにcommand + Pした書類のジョブがたまっている。

しょうがないので、プリントしたはずの昨日のジョブを再度印刷開始にした。すると、印刷されたことはされたのだが、ジョブが消えない。「印刷中」のままで、削除しようとしても「すでに終了したジョブなので削除できません」というようなメッセージが出る。

このジョブが消えないと、次の書類のジョブが実行されない。消せないジョブが「印刷中」な状態なうえに一時停止もできないので、これを飛ばして次を印刷にするわけにはいかないのだ。

2 対処法は?
ネットで調べてみると、キャノンのサイトに似たような事例が載っていたのだが、説明内容がOS10.6向けと古いこと(現在使用中のMountain Lionは10.8)、Bonjour印刷を通常のネットワーク印刷似設定し直すなど、現象以外は原因も対処法も違うようだ。

でも、その中に「いったんプリンタドライバを削除して入れ直せば、印刷処理中ですというメッセージは消える」という言葉をヒントに、少々冒険だったがプリンタドライバの削除・追加をやってみた。
(以下はiMac(2011)、OS X Mountain Lionにて作業。作業当初からプリンタをiMacとつなぎ、電源を入れておく。)

まず、メニューバーのアップルマークから「システム環境設定」>ハードウェアの「プリントとスキャン」を選択する。


「プリントとスキャン」の画面左ウィンドウ「プリンタ」から、削除したいプリンタを選択。その下にある「−」(マイナス)ボタンをクリックする。


プリンタを削除していいかを確認するウィンドウが現れるので、「プリンタを削除」をクリックする。

次に、プリンタを設定するために「+」ボタンをクリックする。


「追加」ウィンドウが現れ、選択できるプリンタの一覧が表示されるので(ここではひとつしかないが)、使用したいプリンタを選択する。(現時点のOS Xはプリンタドライバを持っているのか、自分でドライバをダウンロードしたりインストールしなくても表示される。)


プリンタが追加されるので、「プリントキューを開く」をクリックする。すべてのジョブが消えているのが確認できる。もちろん印刷待機中だったジョブも消えるので、印刷をやり直す必要がある。

以上。
このあと改めて印刷を実行してみたが、無事に印刷できた。
ただ、これが正当な答えかどうかわからないので、もし試す方がおられたら自己責任でお願いしますね。

しかし、まあ、あわてて新しいプリンタをぽちっとしなくて良かったぁ(汗)。

(追記)
ひょっとして、Macを再起動すればよかったか、と後になって考えました。
このときは焦ってるからそんな余裕もなく・・・。
二度と起きて欲しくないが、次は再起動もやってみよう(汗)。

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