もの書き写真堂の友人・知人には70代、80代の人もたくさんおります。
そのうちのひとりにdocomoのガラケーを使っている人がいました。
「スマホなんて覚えられなくて〜」と言っていたので、てっきりガジェットの使い方に弱い人だと思っていました。
このたび、その女性と頻繁にやりとりすることになり、彼女のほうから「メールのやりとりのほうが楽なので」とアドレスを交換しました。
さっそく当方のMacからiCloudのメアドで送ったのですが、postmaster@mac.comから「Delivery Notification: Delivery has failed」というタイトルのメールが届きました。
Your message cannot be delivered to the following recipients:
Recipient address: ×××@docomo.ne.jp Reason: SMTP transmission failure has occurred Diagnostic code: smtp;550 Unknown user ×××@docomo.ne.jp
メールを送れませんでしたということなんですが、理由が「不明なユーザー」、つまり、そんな人は存在しないということでしょうか?でも、メアドを再確認しても間違ってはいませんでした。
もしかしたらGmailから大丈夫かな?とも思ったのですが、これもダメ。
そこでネットで調べると、Appleのサポートコミュニティサイトで同じ現象の話があり、ざっくり要約しますと、迷惑メール対策でPCからのメールを受信拒否にしている可能性があるということでした。
これは、その70代女性に「docomoに受信拒否を解除してもらってください」とお願いするしかなさそうでした。
しかし、以上のことを説明して手続きしてもらうには荷が重すぎるかなぁと、別の連絡手段を考えていました。とりあえず、彼女には「送ったけど、なぜかエラーで帰ってくるので別の方法を考えたい」と伝えました。
それから数時間後、彼女から「今、ドコモショップに来て事情を説明したところなの。ちょっと店員さんと変わりますから、話をしてもらえますか?」と電話が。
これにはびっくり。
「受信拒否していたのでそれを解除しますから、そちらからメールを送れると思います」とドコモショップの店員さん。
そしてその場でお互いにメールを送受信して、無事できたことを確認しました。一件落着。
それにしても、70代彼女の行動力には驚きました。まさかドコモショップまで行くとは。
とてもおっとりした感じの女性でそんな行動を取るとは想像もつかなかったのですが、アルバイト的にモニターの仕事をしているためか人に聞いたりするのはお手のもの、全く苦じゃないのだそうです。
それにしても「わからなかったら聞きに行っちゃえ」とすぐさま行動に移すところは見習うべきものがありました。苦手だから放置するんじゃなく、どうにかして使おうとする心意気というのでしょうか。いくつになっても大事ですね。
たぶん彼女ならスマホを持っても使いこなせるんじゃないかと思いました。
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