212 山種美術館のカフェでまったり〜Cafe 椿

日本画専門の美術館、山種美術館1階フロアにある、オープンスペースなカフェ。

日本橋兜町の山種証券ビルにあった頃の和風テイストの面影はなく、普通の喫茶コーナーという感じだ。通路を挟んで隣にビデオコーナーがあるので、その音がうるさいと感じるか、画面から少し離れるがコーヒーを飲みながらビデオ鑑賞できるからお得と捉えるか。
もっとも、ビデオ鑑賞できるカフェではなく、たまたま観られるだけなのでご注意を。

だが、窓側席は全面ガラス張りなので開放感がある。ここに座ってノートを開き、展覧会の感想を書くもよし。

メニューの一部

このカフェの注目点はスイーツだ。メインは和菓子。展示に合わせた和菓子が提供されるのだ。メニューを見ていると、ここでも絵画鑑賞をしているような気分になる。
サイトには、これまで提供されたオリジナル和菓子が掲載されている。これはすごい。

このスイーツと飲み物のセットが1,000円(お抹茶セットのみ1,100円)。お抹茶の他、コーヒー、紅茶も選べる。
もの書き写真堂がよくやるのが、「練り切り」と呼ばれる和菓子とコーヒーのコンビネーション。これが絶妙。お試しあれ。

「華の王」という名前の和菓子。福田平八郎「牡丹」をイメージ。

2度利用したが、ビデオ鑑賞コーナーの他、チケット売り場、展示場入口がある（売り場隣にモギリのおねーさんがいる）からか、大声でおしゃべりするようなお客さんはいなかった。
鑑賞後にちょっとホッと一息、感想をノートにまとめる休憩には良好。

山種美術館　Cafe 椿
東京都渋谷区広尾3-12-36
090-5202-7887