2012年7月19日木曜日

221 【書感】20代でなくても読める「20代で捨てるべき50のこと」

四角大輔(よすみだいすけ)さんの新刊本「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」を読んだ。



だいたいの筋は前作「やらなくてもいい、できなくてもいい。」とほぼ同じ。「やらなくても・・・」は四角さん自身の体験をもとに44の「やらなくてもいいこと、できなくてもいいこと」が書かれているが、「20代で捨てる・・・」は「××ではなくて、○○する」というように、やらないこと、やるべきでないことなどを、「そうではなくて、こうしよう」と肯定的な表現で前向きにとらえている。


さらにそれらを50の項目に整理し、2〜3ページで一つの項目にまとめている。いわば前作のエッセンスを箇条書きにしたような感じだ。すごく読みやすい。


ただ、なぜ20代というタイトルにこだわったかは、おそらく今現在、四角さんが大学で講義などをしている関係で、20代の人と多く接する機会があるからだろう。
確かに、20代のうちにこの50の項目を知っておいたほうがいいかもしれない。でも、30代40代でも遅くはないし、読んじゃいけない本じゃない。


四角さん自身もセミナーの時に、「夢はいくつになって追いかけてもいい。年齢は関係ない」とおっしゃっていたので、「やらなくてもいい・・・」を読んでグッときた人は年齢に関係なく手に取ってみては。また別の「グッ」に出合えると思うから。



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