2014年4月8日火曜日

0782 マクロレンズAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDがヘタった件

マクロレンズ「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」の駆動系がおかしいのです。Nikon D300で使用してもDfで使用しても同じ現象ですので、レンズが壊れたっぽい。ガタガタガタと小刻みに動くけどピントが合いません。最後は遠距離側に行って止まってしまいます。シャッターボタンを押し直してピントを合わせようとしてもうんともすんとも言いません。
(ISO800 f4 1/60 マニュアルフォーカス Dfにて)
でも、マニュアルフォーカスなら問題なくリングは動きます。撮影データも収集できていますのでまだ使えそうです。フイルムカメラのFM2を使ってましたので、ピントを自分で合わせるのは苦ではありません。むしろ自分の望むところにピントを合わせることができるので良いかもしれません。

オートフォーカスで撮っていた時は特に花弁の多い花、花の本数自体も多い時などは、フォーカスポイントを合わせてもピントがずれることもありました。
Dfの使用説明書には、オートフォーカスの苦手な被写体の説明がありました。なるほど。
こうしてマニュアルフォーカスで撮っていると、いかにオートフォーカスに依存していたかを実感しました。ちょっと反省。

ところで、レンズの寿命ってあるのでしょうか?
このレンズは2008年2月に購入したものですが、D300と一緒に2007年10月に購入したAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDはまだ大丈夫です。

デジタルカメラ本体の場合、スペックを気にしないならばコンデジでもデジイチでも5年くらい、頻繁に使った場合でも3年くらいはいけるでしょうか。
もの書き写真堂の場合、コンデジは使いすぎでシャッターボタンと電源ボタンが逝きます。だいたい1〜2年。
個人的に初のデジイチ機種だったD300は、望んだ機能やボタンがてんこ盛りのDfが出て引退したため確かめることはできませんが、それでもどれくらいいけたかというと残り数年ではないかと思います。
フイルムカメラが一生ものどころか孫子の代までと言われていたことを考えると、電子部品搭載のデジタルカメラは短命なのかもなぁと改めて思います。
(ISO800 f3.5 1/50 マニュアルフォーカス Dfにて)
しかし、レンズもそうかもしれないと気づいた時はかなりショックでした。明るいレンズはお高いので5、6年ほどしか持たないとなると、おいそれとは買えなくなります。
レンズにも駆動系の電子部品が組み込まれており、昔のレンズにはなかった寿命があるのかもしれません。
ただ、カメラと違い年単位でスペック向上を図るものではないので、この駆動系を修理すれば、昔のレンズくらいは長く使えるんじゃないかと思います。今回のようにマニュアルフォーカスのみで使うのなら問題なしかも。とりあえず修理には出さずに、このまま使ってみます。

(追記)
@ogikubokei師匠から「デジタル時代になってもレンズは長く使えます。ただし駆動系を修理しつつ」とのアドバイスをいただきました。そうか、修理しながら長く使うわけですね。今度、Nikonに持ち込んでみます。修理代はいくらになるやら〜〜。

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