2013年12月21日土曜日

0669 【モニターになりました】この冬、写真撮影にスマホ手袋「アイスグローブ」を試す


先日、冬の写真撮影用に手袋を検討している記事を書きましたが、そこで「ISGloves」(アイスグローブ)を取り上げたところ、北海道のiPhoneユーザーグループ「i喰らう道」の中心人物である小夏パパ(@wafu_572p)さんが「実物持ってます」と教えてくれました。


小夏パパのサイトを見るとこの手袋のモニターになったとあり、さらに販売元の(株)パシフィック・クロスボーダーさんがまだモニターを募集しているようでした。ダメ元で応募したところ、このたびもの書き写真堂もモニターになりました。

さっそく現物が来ましたので、ファーストインプレッションなどを。



パシフィック・クロスボーダーさんから送っていただいたのは、Sサイズのブラック。価格は6800円。(2013年12月現在、税込み。他にM、L、XLがあり同価格。レッドもあり。)
もの書き写真堂は手が小さめなのと、カメラ操作には指先が余ってガフガフしていないほうがいいのでSサイズはぴったりでした。ですが、台所用のゴム手袋でMサイズがぴったりの女子は、この手袋もMサイズのほうがいいかもしれません。サイトやアマゾンでの画像にも手の測り方が解説されていますので、確認してみてください。

軽い素材ですが、布地が2重3重になっている部分がありますので、初めて持った感じは「意外とずっしりしているなぁ」でした。でも、はめている際には気になりません。これは先に紹介したスノーブーツと同じですね。防寒性能を高めるにはやはりこれくらい必要なのでしょう。



外観ですが、デザインはおしゃれですので女子にも良いかと思います。おっさん臭くないです。この手首部分を絞ったミトンの形が、学生時代スキー授業で使った手袋に似ていて懐かしさを覚えました。実際、スキー、スノボなどのウィンタースポーツがメインの使い方になるようですね。
スキーをしている時にスマホで写真を撮りたい。そんなときにはミトンから指を出して操作するというのがこの手袋の普通の使い方です。(5本指すべてがタッチスクリーン対応です。素材などの詳細は下記の販売元のサイト写真をご覧ください。)

しかし、もの書き写真堂はその王道を斜めに横切るような使い方をします。冬の屋外写真撮影用です。メインはNikon Dfですので、タッチスクリーンがないためカメラ用グローブとしてのみの使い方です。でも、指を出せるというのはカメラマンにとっては大事な特徴です。この手袋なら指が直に露出しないので、かじかむこともないでしょう。


もちろん、iPhoneで天空パノラマを撮るときはこの5本指のスマホ対応は重宝します。先月発売されたオリンパスのSTYRUS1はタッチスクリーンですので、この手袋はうってつけでしょう。

さて、最近雪が降らないうえに先日の積雪も溶けてしまって絵にならないので、とりあえず室内で最初の感触を確かめてみました。

まず、カメラをつかんでみます。(カメラを持ってその手を撮影するという1人2役のため、両手で持った写真がありません。ご了承ください。)




手の平側の指の根元部分が3枚重ねになり、さらにマジックテープ(ベルクロ)が付いているので、グリップしたときにその厚みを感じます(ちょっとわかりづらいですが、上記写真参照)。素材が柔らかく、手の平部分の素材は滑りにくい加工を施してあるため、握りづらいということはありませんが、Dfのグリップ部分はやや浅い感じ(出っ張りが少ない)のため、この手袋ですとやや不安かな、という気がしました。ですので、念のためカメラは必ずストラップで首から下げておいたほうが安全です。

(ズームの操作がどうやっても手袋がみえるようにいかない・・・)
カメラの左手側にはISO感度、露出補正のダイヤルがありますが、これは頻繁に使うものではないのでミトンのままでズームレンズのズーム操作をしてみましたが、素材に柔軟さがあるので楽に操作ができました。
背面の再生ボタン、メニューボタンなどを操作する時のために、親指だけは外に出しておくのがいいですね。
(ミトン部分を手の甲のボタンに固定した状態)
右手はシャッターボタンをはじめ、Fnボタン、背面のマルチセレクターなどの使用頻度が高いですから、ミトンからインナーをすべて出し5本指対応にします。
しかし、このインナー素材ですが、以前持っていたスマホ手袋くらいの薄手ですので、先日の撮影時のようなマイナス5度でどれだけ耐えうるか、気になるところです。

というのも、以前持っていたスマホ手袋ではまったくといっていいほど北国の寒さには不向きでした。直に寒風に指をさらさないだけマシという感じでした。スマホ対応ですと毛糸の手袋みたいな厚手では無理なのかもしれませんね。
この手袋では、シャッターを押さないときなどはさっとミトン部分を指にかけておけば寒さはしのげるんじゃないでしょうか。ここは後日試して見ます。

では、その他の部分のファーストインプレッションについては、写真を見ながら挙げていきます。

手首の横にクリップがあるので、収納時に片方が行方不明になるのを防げますね。


手芸をするもの書き写真堂が気になったのは、ミトン上部の曲線。
左右でシルエットが違うのと、性能に影響はないのですが縫製が若干歪んでます。おそらく人差し指部分に取り付けた、折り曲げ時に手の甲のボタンに止めるゴム輪をはさんで縫うせいかもしれません。
(ミトン部分を固定。なんかかっこいい)
上の写真はミトン部分を折り曲げてボタンで留めていますが、固定しなくてもいけそうです。



写真は、わかりやすいように手首部分をめくっています
手首部分も2重構造で、内部はゴム編み担った素材ですので手首にフィットします。さらにアウターのマジックテープ付きのバンドできゅっと締めますから、雪や冷気の侵入を防ぐことができます。

先に書きましたが、内側のミトンの切れ目もマジックテープで留めますので雪の侵入は結構防ぐことができそうです。
ただ、ミトンをはずすと内側の手の平側がオスのマジックテープ(カギ状になって引っかかるほう)になっているため、折り曲げた指の布地が引っかかることがありました。
(4本指を握り込んだところ) 
(親指を握り込んだところ) 
(ぼそぼそ・・・)
また、カメラのストラップにもひっついたりしましたので、ここはオスメスを入れ替えて取り付けてもらったほうが助かりますね。

その他、5本指を出す時にガイドになっている部分ですが、単なる筒状じゃなく、内側(指の股部分)にマチを入れているという複雑構造です。そのためか、人差し指と小指が圧迫される感じがありました。中指と薬指はゆとりがありましたので、この人差し指と小指の輪の大きさを若干大きくしてほしいところです。

以上です。
総体的には手の平や指を動かしやすい素材だなぁと感じました。加えて手首部分の密閉度、ミトン部分の素材から防寒性能が期待できそうです。
北海道はこれから真冬日(最高気温、最低気温ともマイナスの日)となることもありますので、日頃の買い物にも重宝しそうです。


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